こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
オリジナルで製作した、サードウェーブなデニムシャツ『10oz denim shirt』。
そのディテール解説の連載、今日は5回目。
シルエットなど、見た目に分かりやすい部分以外にも、細かいところで着心地の追求をしてきました。
1日でも多く着用すること、
1時間でも長く着用すること、
それが結果として、美しい経年変化を手に入れる近道になるはずです。
であれば、極力、着用時のストレスを排除したいと思った訳です。
本日は、そんなお話です。
10oz denim shirtの着心地の工夫について
シャンブレー素材の特徴を理解する

10ozというデニム生地は、通常デニムシャツで使うには少々ヘビーな部類に入ります。
そんなヘビーな素材を使って、これまでと同じようなシャツの作り方をすると、見た目は同じでも着心地が悪いものになる可能性もあり注意が必要。
着心地向上にむけて出来る事は何でも採用しておきたかった訳です。
そこで今回、量産工程としては面倒・割高になりますが、部分部分でシャンブレー素材を採用することにしました。
このシャンブレー使いには、同じくオリジナルで製作した半袖デニムシャツ『Billy』の考察の過程でかなりの成果が出ましたので、これをそのまま採用します。
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シャンブレーは平織(ひらおり)という織り方で作られた生地になり、綾織(あやおり)で組成されているデニムとは通気性・肌触りの点で良いのが特徴です。
また、10オンスのデニム生地と比べると生地厚も薄いです。

そんな「平織生地」のシャンブレーを、通気性が必要な箇所、軽量化が必要な箇所、肌触りを改善したい箇所で採用します。

尚、今回採用しているシャンブレーもただのシャンブレーではなく、コレクトさんで数あるシャンブレーの中から選ばせていただいた、インディゴ染めのセルビッチ・シャンブレーになります。
デニムのようなハッキリとした縦落ちはしませんが、色の経年変化は多少、楽しめるかと思います。
シャンブレーを採用した箇所

そのシャンブレーを採用した箇所は、実際のところ多くはありません。
まずここ。
構造上、何枚ものデニム生地が重なって縫製されている部分がこの首元。
この部分の重たさ、もっさり感、通気性の悪さを少しでも緩和するために、シャンブレー採用。

この首元シャンブレーは結構な発見で、如実に首元の着用感が向上します。

そして、もう一箇所はフロントポケット。
特にこのフラップ部分は、やはりデニムが何重も重なっている箇所。
通気性が悪いだけでなく、デニムが重なりすぎて見た目にもっさりしがち。

それを少しでも緩和するために、フラップ裏はシャンブレーを使いました。
これで、この部分が多少は軽く、スマートになります。

あと、これはお遊びですが、裾脇の補強にはこのシャンブレーの耳部分を使用しました。

これらのシャンブレー採用箇所ですが、ほんの少しの着用感の違いでしかありませんが、「長く、少しでも快適に着たい」そんな思いから採用した仕様です。
写真ではなく、実際に袖に手を通していただいた時に、このサードウェーブなシャツの目指したものをご理解いただけるかと思いますので、共感いただける方はリリース日に注目していただければ幸いです。
また、このワガママ仕様に関して、理解を示して要望通りの形で縫製いただいたアパレルナンバさんには、本当に感謝しかございません。
次回に続けさせて頂きます。
本日もご一読、ありがとうございました。
10オンスデニムシャッツ大変興味あります。
発売日、購入方法を教えて下さい
宜しくお願いします。
>山下さん
コメント、ありがとうございます。
発売日ですが、月内で調整しております。
購入方法は、オンラインストアになります。
https://store.aiirodenim.com/shopping/
発売開始しましたら、このブログでも発信いたしますので、どうぞ宜しくお願いいたします。