こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
来週リリース予定の、10oz denim shirt(10オンス・デニムシャツ)。
固定観念に囚われないサードウェーブなモノづくりの視点で、
①(10ozのポテンシャルを引き出せる)経年変化の期待できるディテール
②(経年変化が見れるくらい着用頻度が高くなるように)現代のライフスタイルに合わせやすいシルエットパターン
③(10ozという通常のデニムシャツよりヘビーだけど)着心地の良さ
このコンセプトを軸に、細部のディテールを積み上げてきました。
本日はデニムシャツのバックスタイルに施した“ちょっとした”こだわりをお話ししたいと思います。
シャツのバックスタイルって、服を着用する側としては「あまり気にしない」「ルックスはおろそかにしがち」な傾向がありますが、
逆に、人からは「かなり見られているパート」ですよね。
ジーンズの場合、バックポケットというアイコニックな存在があるので、作る側も着用する側もかなり意識しますけどね。
バックスタイルの工夫について
袖の縫製仕様

バックスタイルを語る前に、まずは今回の袖の縫製に関してお話ししたいと思います。
この10oz denim shirtの袖のパターンは2枚のパーツを組み合わせて製作しました。
通常、デニムシャツ(ウエスタンシャツ)は袖が1枚布です(1枚の布をくるっと巻いて筒状にした袖)。
それを2枚のパーツに分けた袖のパターンにするメリットは、形状が立体的になり、多少ヘビーな10ozデニムでも着心地を向上させることが出来ます。
バックスタイルをカッコよく

そして今回、その袖の巻縫いの縫製のラインと、肩ヨークの巻縫いの縫製ラインをピッタリ合わせて取り付けしました。
これにより、肩から両腕にかけて巻縫いの二重の縫製ラインが横一本に入るルックスになっています。
この縫製はデニムジャケットでも見られる仕様ですが、袖と本体の巻縫いの繋ぎをここまでピッタリ合わせたものって無いはずです(普通はズレて取り付けされています)。
この綺麗な一直線はちょっとしたこだわりでして、特にパンツのポケットに手を入れた時のバックスタイルは、なかなかカッコ良いものがあります。

肩から腕に流れてくる縫製ライン。GOOD!
このように説明しておかないと、余裕でスルーされるようなコダワリだったりしますが…
袖の縫製仕様と合わせて、実用的にもルックス的にも意味があるディテールにしていますので。
このシャツ。
「背中で語る」ではなく、「背中のことを語れるシャツ」です(^^)。
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