こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
クリスマスも終わり、街は新年に向けての準備が少しずつ始まっています。
そんな中、アメカジ関連の各ショップ、各ブランドから福袋の告知&予約がほぼ出揃いました。
皆さんは毎年、アメカジな福袋を購入されますか?
福袋は元々のコンセプトの「新年の運試し」要素というより、もはやアパレルのブランドやショップにとってセールと並ぶ在庫消化の「必要悪」イベント。
顧客の立場だと、言い換えれば「中身は分からないけど、通常セール以上の割引率で買える」イベントです。
多くのアパレルブランドの場合、トレンドが終わりそうな売れ残りアイテムが福袋にがっつり投入されることが多く「こんなの、着ない」っていう残念なシチュエーションが多発しますが、
アメカジブランド場合は元々トレンドに左右されない定番的アイテムが多いため、比較的「何が出ても、まぁいつか着れるのでは?」という安心感があります。
しかし・・・それでも私は【福袋】がちょっとニガテ。
昔に何度か、アメカジ系も含めて福袋を買ったことはありますが、その中で長く愛用できたアイテムは1点もありませんでした。
きっと私はもう、一生福袋を買うことはないでしょう。
私がアメカジ系の福袋をニガテな理由は3つほどあります。
目次
①基本は在庫処分品で、ハズレ多し
確固たる事実として、福袋の中には「福」や「夢」ではなく「店舗・ブランドの都合」が入っています(爆)
だいたい相場的に、1万円の福袋であれば上代換算で3万円のものが入ってるとか、そういう感じですよね。つまりは仕入れ価格での在庫処分です。
そんなことは頭で分かっていても、買ってしまう福袋。ざざっと袋を開け、冷静に一呼吸をついた後…
必要ない商品を、安く買えた!
…という満足感と喪失感の合わさった複雑な感情が部屋に充満する、あの瞬間。
追い討ちをかけるように、いらない商品がクローゼットを圧迫する事に気付いた時の、虚しさ。
じゃあ、いらなかったものは捨てる?売る?
そしたら、結果的に福袋ってお得ではない事に気付いてしまった時の悲しさ。
これは私の運の悪さもあるのかもしれませんが、ただの一度も、買って心底満足と思ったことがありませんでした。
②商品のディテール、クオリティが吟味できないのがツマラナイ
中身が見えない福袋は、買う前にプロダクトのこだわりやウンチクだったり、素材や縫製のディテールの吟味が出来ません。
そのプロセス自体が私のアメカジの楽しみ方の土台でして、たとえ結果として良い商品が入っていたとしても、そんな楽しみが無い購買行為はちょっと味気なく感じてしまいます。
③愛着が持てない
福袋から出てきたアイテム=自分の意思で選んだアイテムではないため、手に入れても愛着が持てない、これが私にとって福袋が一番苦手な理由。
アメカジアイテムってトレンドに左右されず、長く付き合っていく相棒のようなプロダクトですから、やっぱりしっかり選びたい。福袋からひょっこり出てきたジーンズを3年間穿き込みとか、私にはとても無理。そこまで愛せない。
安くてお得なことが問題ではなく、セール品でも自分の意思で選んだアイテムと、中の見えない福袋で手に入れるアイテムは、物への愛情が大きく変わることを痛感しております。
こんな福袋なら、あり
例えば、今年からランニングを始めようと思っていて、そういうランニング系商品がまとめて手に入るスポーツ店の福袋とか、同じように山登りを始めようと思っている時のアウトドア店の福袋とか。
いずれ買い換えることを前提で、とりあえず良いものをまとめて安く手に入れたい、というところの福袋は逆に上手に利用したいところです。
【まとめ】縁起物と捉えることもできるが…
それにしても例年、どのブランドもすぐに売り切れになるほどの福袋人気ですよね。
わかりますよ、私も買ってましたから。
中身の良し悪しにこだわらず、福袋を購入すること自体を「年初めの縁起担ぎイベント」として楽しむのは良いかもしれません。
でも一方で、そういう感情を利用されて在庫処分をさせられているパターンもあるわけで。
中には、非常に良い福袋を用意されるケースもあると聞いていますから存在を否定はしません。
おめでたいシーズンですから、実施される店舗さんやメーカーさんが皆、「購入される方の福を祈って、新年の縁起物」という気持ちで福袋を作ってくれたら良いのになぁ。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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