こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
空前のスニーカーブームが続く中、ナイキ・エアジョーダンなど過去のスニーカーの名作も多く復刻されていますが、
あれだけの人気を誇りながらも、ここまで一度も復刻がされなかったというケースも珍しいのではないでしょうか。
アメカジファン垂涎の一足がついに復刻されます。
adidasのADIMATIC(アディマティック)です。
今日はその概要と購入方法についてお伝えします。
目次
adidas ADIMATIC(アディマティック)とは?
このADIMATIC(アディマティック)が初めて発売されたのは1996年。
ナイキ・エアマックス95の流れからハイテクスニーカーが社会的ブームになる程、ファッション全体に一気に盛り上がってきていました。
そのハイテクスニーカーと双璧を成して人気だったのがボリュームのあるスニーカーで、ノースウェーブだったり、DCなどのスケートシューズだったのですが、
そのスケートシューズのトレンドの中でadidasがリリースしたのが今回復刻される、ADIMATIC(アディマティック)です。
当時、さまざまなスケボーシューズがリリースされていましたが、このグリーンのスエードのようにヴィンテージテイストを落とし込んだものは他になく、かなり衝撃的でした。
雑誌でもファッショニスタがピックアップする様子が掲載されていて、カルト的な人気がありました。
が、売り切れでどこいっても買えなかったのです。
というか、本当に売ってた?って言うくらい、見かけませんでした。多分そんなに数も作ってなかったのでは?と思います。いずれにせよ首都圏以外の流通量はかなり少なかったはずです。
私も当時購入できず、
そして復刻の話も全くなく。
私の中で、まるで告白できずに引っ越ししてしまった初恋の子のように、もやもやした後悔の気持ちを今日に至るまで心の奥にしまいこんできました。
が、まさかの復刻!!!
このニュース、見逃せません!!!
ADIMATICのディテール
さて、ここからはディテールを見ていきましょう。
ADIMATICはadidasがスケート・BMX向けに企画したシューズです。
全体的に幅広のポテッとしたフォルム、足の甲をサポートする厚みと幅のあるシュータン、
スケートボードとの接地性を高めるボリュームあるソールを持っています。
このあたりは良くあるスケートシューズのフォーマットです。
ここからはADIMATICの個性的なディテールになります。
アディダスのスリーストライプス(3本ライン)も含め、アッパー素材は上質なスウェード。
ADIMATICといえば、このグリーンがアイコン的なカラーでした。
また爆撃機をイメージさせるシャークマウス(ギザギザの歯みたいな)が型どられたソールフロント部分も、ADIMATICの強烈な個性。
このアッパー素材とソールの形状が、後で話をする「経年変化」の良さにつながってくる重要ポイント。
今回、ブラックもリリース。
後ろ姿を見ても、ポテッとしたフォルムがよく分かりますし、ダッドスニーカー的な雰囲気も、今となっては感じます。
ADIMATICは経年変化が全て
このADIMATICの魅力は、写真ではあまり伝えきれません。
パッと見は、まぁ良くあるスケートシューズかな?と思うかもしれません。
しかし、このADIMATICの魅力は、その「エイジング・経年変化」にあります。
ヴィンテージスニーカーでも良く見られるグリーンのスエードは、履きこむことで毛羽立ちおき、ザラザラとした表面に深みが出てきます。
この当時リリースされたものの写真を見ると、一目瞭然。
アメカジの、何にでも合う雰囲気ですよね。
またソールのフロント部分のシャークマウスの型も、汚れによりエッジが強調されて、良いアクセントになってきます。
そしてADIMATICは先述の通り、スケート・BMX向けのシューズです。
激しいXスポーツでもサポートできる機能と耐久力を持っています。
つまり、長くガンガン履いていける、と言うこと。
それはまるでジーンズのように、育てることができる一足だと私は思います。
価格はそれぞれ、12,500円(税込)。
昨今のスニーカーの中ではお安い方ですね。
販売方法と販売時期
このADIMATIC。
私と同じように、「マジ欲しい」と心動いているアメカジファンは沢山いると思います。
販売方法は以下の通り。
1)アディダス公式アプリ経由での抽選
まずはアディダス公式アプリから抽選に参加する方法。
ナイキで言うSNKRSと同じ方式です。
申し込みは3月25日までのようですので、欲しい方はまずはこの抽選参加は必須かと。
2)アディダス直営店で販売
3月26日から、以下の直営店で販売するようです。
お近くの方はこっちに並んでも良いかもしれません。
アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 新宿
アディダス オリジナルスショップ 心斎橋
アディダス ブランドコアストア 名古屋
3)販売店で購入
どこまで販路があるのか不明ですが、一部販売店でも用意があるようです。
以下はATMOSの抽選ページ。
https://www.atmos-tokyo.com/shop/draw/grmatic
他にも取扱店があるかもしれないので、気になる方は調べてみてくださいね。
総括
ということで待望の復刻、adidasのADIMATICでした。
今のスニーカーブームの真ん中にいる若いファッショニスタにとっては、見た目からして新鮮な一足かもしれませんが、
1996年当時のスニーカーブームのど真ん中を過ごした私としては、青春時代を思い起こさせるノスタルジーなアイテムであり、
当時買えなかったことに対する後悔の気持ちを払拭できる、リベンジの大チャンス。
買えるかどうかはわかりませんが、adidas公式の抽選に参加してみましたよ。
果たして結果は??
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