こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
私はこれまで12年暮らしてきた海外を離れ、2019年から日本で新しい生活をはじめましたが、その新生活を始めるにあたり、住環境にまつわる全てのものをゼロから準備する必要がありました。
日用品はもちろん、家具・家電も含めて、全てです。
そんな訳ですから、かなりの出費になることが予め予想されてました。
そこで、現在日本国内で、それら大小の身の回りのものを買う際に、最も効率の良いショッピングはどこで、どうやれば良いのか?を徹底的に研究し、実践してみました。
決して「安いディスカウントものを買う」というのではなく、自身が理想とするライフスタイルを実現するために、妥協なく選んだ商品を、効率よく買い物する方法です。
よく、クレジットカードのマイレージの還元率とか、最近ではスマホ系決済の還元率など、どれがお得だとか、雑誌でも様々な特集が組まれるくらい複雑化した様相になっていますが、
私は今、日常的に還元率15%〜25%の買い物を実践しています。
結論から言えば、「楽天」を基軸にしつつ、自身の生活環境に即したサービスをサブで活用するのが良い、間違いない。
例えば、普段絶対にディスカウントされない、LVCの大戦モデルだって、ほら。
23%も還元されます(^^)
本日は、上記の結論に至った経緯、そして具体的な買い物術に関して、情報共有したいと思います。
このブログの読者の皆さんにも参考になる内容かと思いますので。
目次
日常のショッピングを効率化する
効率良いショッピングについて、考える
理想のライフスタイルを実現するために、私が家族と共に決めたルールは「最も気に入った商品しか身の回りに置かない」ということです。
値段が安いから、という理由で商品を選択することは一切行わず、どんな小さなアイテムでも徹底的に調べ、比較し、「これだ」と思えるものだけを購入するようにしています。
「これだ」と思える商品が一つ決まったら、その販売価格を比較する訳ですが、効率良いショッピングを実現させるには、「安い販売価格のお店」で「高還元率の仕組み」を組み合わせるのが良い訳です。
ただ、そう簡単に言っても色々と考えるべきポイントがあります。
還元率をうたうマイル系クレジットカードは、あまりお勧めできないその理由
ショッピングを効率よく行う、、、という点でまず思い浮かぶのが、マイレージの溜まるクレジットカードやポイントカードを組み合わせて使用する手法でしょう。
一般的に、マイルの溜まるクレジットカードはその利用額に対して「100円=0.5~1.5マイル」で付与されることが多く、そのマイルを実際に航空券に交換する場合には、そのシートクラスで変動はありますが「1マイル=1.5~5円」程度にすることが可能です。
それを換算すると「100円=0.75~7.5円=還元率0.75~7.5%」という高還元率になります… というのが、マイレージのたまるカードの数字上の優位点になります。
ただ、上記はあくまでも「マイレージを使ってフライト」した場合の還元率。
もしフライトに使わず放置している場合、貯金しているとも言えますが、それを使うまでは実質「還元率0%」となってしまいます。
そう。
溜まったマイルを使わなければ、還元率は実質0%。
フライトに使わずに、ショッピングに使えるポイントなどに変更することも出来る場合がありますが、そうすると還元率は結局1~2%ほどに落ちてしまいます。
さらに、ショッピングに使えるポイントへの変更手続きが面倒だったりで、結局放置している人が多いはず。
いずれにせよ、日本のクレジットカードのポイント系のお話は、複雑すぎるのが難点です。
もう一つ言っておくと、私はこれまで仕事柄、500回は海外渡航をしまして、マイルレージも相当数貯めたり使ったりしましたが、行きたい場所に微妙にマイルが足りなかったり、端数は使えないなどのケースで「無駄」が発生。
この無駄は還元率には現れませんよね。
さらに、最近ではLCC(ローコストキャリア)の台頭により、高いエアラインでマイルを使うより、LCCでフライトチケットを購入したほうがよっぽど「効率的」と思うケースが多々あります。
たくさん飛行機に乗る私の環境ですら、マイレージが良いと思った経験がないわけで。
それを考えると多くの人にとっては、マイレージのポイント還元率を考えることは、実は非効率でナンセンスである、と結論づけました。
マイル系カードの恩恵を受けるのは、会社の支出をカードで支払う個人事業主や中小企業の社長さんくらいかなぁ、と。
(尚、先日Appleが発表した「Apple Card」は全てのショッピングに対して2%の還元を打ち出しているので、日本で展開が開始された暁には多くのポイント溜まる系クレジットカードを駆逐していくことが予想されます。)
スマホ系決済はどうなのか?
もう一つ、国も後押しをして一気に我々の身近なものになりつつあるキャッシュレス決済サービス。
その中にスマホ系決済がありますが、その中でもPaypayやLINE Payなど、各社キャンペーンで20%還元などを行なっている時があります。
これはこれで魅力的であり、「使える機会があるなら、使ったほうが良い」でしょう。
ただし、還元額の上限が設定されている場合が多く、またこれらの20%還元は「キャンペーンでの数字」であって、いつ終わるかわからない=長期に渡って再現性が無い方法です。
ですから、私が「日常的な最強の買い物術」という形で考えた時に、除外しています。
時間の費用対効果を考える
ショッピングを効率よく行うことを考えたときに、上記のように高還元率の決済方法(カード)を使う以上に大切なのは、「購入価格を抑える」ことです。
そう、同じ商品でも安い場所で買う、ということです。これは当たり前ですね。
ただ、この当たり前の行動に関して、考えるべきことがあります。
例えば、定価10,000円の、欲しいドライヤーがあるとします。
その商品を最安値で買いたい、と思った場合、行ける範囲の家電量販店を回るのはナンセンスですよね。
移動にかかる時間や、電車賃・ガソリン代を考えると、割に合いませんし。
今や多くの方がネットでその価格を調べることが多いでしょう。
そうすれば電車賃もガソリン代がかからないから、OK?
いや。
その定価10,000円の、欲しいドライヤーの最安値のお店をネットで調べるのに、一体どれくらいの時間を消費するか、考えたことはありますか?
例えばその価格が100円、200円ほど安い場所を調べるために10分使うとすると・・・時給、600円の仕事をしているようなものです。
「効率よいショッピング」を考えた時に、ほんの数十円、数百円のベストプライスを求めるが故に時間を浪費するのは、効率良いとは言えないというのが私の意見です。
安値を比較するショッピングサイト
効率よく安値を調べる、という意味では、日常的に使われるのは以下のサイトでしょうか?
・Amazon(http://amazon.co.jp/)
言わずと知れたeコマースの巨人。圧倒的な品揃えに加え、価格の安さ+プライム会員になれば送料無料が超魅力。
・価格.com(https://kakaku.com/)
家電を中心に、全国の店舗の(ほぼ)最安値が分かる比較&レビューサイト。10年前までは価格リサーチ系最強のサイトだったが、最近では最安値の価格がAmazonとあまり変わらなくなり、以前ほどの優位性はなくなったように思う。レビューの参考用としてはアリ。
・楽天(https://www.rakuten.co.jp/)
多数のショップの集合体=モールがこの楽天。Amazonとは違い、アパレルを中心に個性的な商品も揃う。同じ商品でも出店ショップごとに価格設定が違うが、出店者間の価格比較が容易なのはメリット。しかし、表示価格はAmazonよりは高め&安くても送料が高い場合もあるので注意が必要。
これらの中で無難なのはAmazon。
表示価格の時点でかなり安い。
プライム会員になっておけば更に通常送料が無料となるのは、とにかくお得。
日用品を中心に「なんでも揃う」ので、私も今回の「最強」に辿り着くまでは、Amazonでほぼ全ての買い物を完了させていました。
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しかし、今私がメインで使っている方法は、これになります。
“楽天”最強論
SPUボーナスを徹底して利用する
そう、楽天です。
楽天は4万5千店舗が出店していることもあり、品揃えは文句なし。
一方、表示価格の安さではAmazonの方が安い・・・
のですが、条件を満たすことで、多くの商品において日本最安価格での買い物を実現することができます。
冒頭のLVCの例でも述べた通り、「絶対に普段、値引きされない商品」ですら、実質大幅な値引き価格で買えるのです。
それを実現させるのが、「SPUボーナス」の存在。
楽天は、そのグループで様々なサービスを展開していますが、SPUボーナス(スーパーポイントアッププログラム)というものがあります。
例えば楽天グループのケータイ電話やクレジットカード、証券会社などを利用することで、楽天市場のポイント率が上がっていく、というもの。
それらのサービスをフル活用すれば、楽天の全ての買い物に対して16%のポイントがつきます。
ポイントアップの条件は以下の通り。
全部が無理でも、一つずつクリアーしていけば、少しずつポイントがアップしていきます。
私はこの全てを活用しており、常に楽天での買い物に13〜15%のポイントが付与される状態になっています。
そして、この16%のポイントがつく時点で、送料などを勘案しても多くの商品でAmazonより安く購入できます。
家具家電に関しても、価格.comで検索できる最安値よりも安い価格で購入できるようになります。
この時点で、最強です。
しかも、楽天の全出品者の中で最安値を検索した上で、これらのポイントが換算されるので、価格的には圧倒的に優位になります。
楽天だけを調べれば良いので、最安値を調べるのに手間も時間もかかりません。
目的の商品を楽天で検索し、価格順に並べるだけですからね(価格を比較する際に、送料の有無に注意。送料込みの出店もあれば送料別の出店もあるので)。
そして、楽天の魅力はこれだけではないのです。
定例のお買い物マラソンイベントを利用する
楽天では定例のイベントとして、「お買い物マラソン」「楽天スーパーセール」を行なっています。
この「お買い物マラソン」「楽天スーパーセール」では、1,000円以上のお買い物を1つのお店でするごとに、その月の買い物のポイントがさらに1%付与される「買い回りポイント」があり、これだけでなんと、最大で9%が追加されるというビッグイベント。
9店舗で買い物をするだけで、その月の買い物全てに対してプラスで9%のポイントが還元されるのです。
これがほぼ毎月発生します。
つまり、私のようにSPUボーナスをMAXで15%にしている場合、このイベントをこなすことで楽天の全ての買い物に対して24%のポイントをゲットすることができる訳です。
さらに。
上記イベントだけでなく、楽天では、5と0のつく日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)に楽天カードで買い物をすれば、さらに2%のポイントが付与されます。
これと、上記のイベントとSPUボーナスとを組み合わせることで、還元率25%近くまで上げることが可能。
・楽天で
・SPUボーナスをMAXつけて
・お買い物マラソンのイベントの中でも
・5と0のつく日に、楽天カードで決済する
私は、常日頃リサーチした「これだ!」と思える商品を、楽天のカートやお気に入りの中に入れておき、上記のイベントの日に一斉に決済する、という方法でポイントを乱獲しています(^^)
洗剤やティッシュなどの消耗品・日用品もマツキヨ楽天市場店ですし。
フルに活用すれば、普段のお買い物で圧倒的な効率化が実現できますよ。
例えば、これは最近私が購入した新居用のACME Furnitureのソファ。
普段絶対にセールを行わないブランドの商品でも、このように30倍(30%)のポイントをつけることができました。
身近な商品で言えば、書籍やDVDなんかも全てこのポイント還元が受けられます。新書だって関係ありません。
これがいかにお得か、お分かりいただけるかと思います。
還元率だけを考えると、マイレージ系クレジットカードを使うメリットはありません。
還元されたポイントはすぐ次の支払いに使え、無駄がない
楽天のこのポイント還元のもう一つのメリットは、貯めたポイントの使い勝手にあります。
還元されたポイントは翌月に付与されるのですが、その瞬間から次のショッピングで使えるため、楽天をメインに使い始めると、使い漏れることはほぼありません。
そういう意味で、マイレージのように使い漏れや端数の無駄、使うための手続きの手間などが一切発生しません。
さらにこのポイント還元率です。
スマホ決済のキャッシュバックや、クレジットカードの還元率も比較にはなりません。
さらに先日、楽天はSUICAとの交通系カードとの提携を発表しました。
楽天ペイでは、上記の方法でためた楽天ポイントを使うことができます。ポイントで電車に乗ることも可能だし、交通系カードが使えるコンビニ決済なども出来るという訳です。
もはや、無双状態。
楽天のポイント率を効率よくアップさせるために
SPUボーナスをMAX16%にするための考え方
上記の通り、楽天で常時15%以上、最大30%の還元率を実現するにはSPUボーナスを獲得するための条件を満たさなければなりません。
ただ、全てを一度にやる必要はなく、やれるところからやればポイント還元率が少しずつアップしてきますので、楽しみながら条件をクリアしていくのが良いと思われます。
本当に、面白い様にポイントが溜まっていきますよ。
その中でも、簡単にできるものを以下、ピックアップしてみましょう。
【楽天市場アプリ】の利用
まず、もっとも簡単にクリアできるのは、楽天市場アプリを使うことです。iOSやAndroidで「楽天市場」と検索してダウンロードしてみてください。
PCやスマートフォンのブラウザからではなく、そのアプリ経由で買い物をするだけで、+1%、ポイントが追加されます。
アプリでは商品検索が見難いという点があるので、私の場合はPCで楽天を見て商品を検索し、カートに入れておき、決済はアプリから行う、という形を取っています。
【楽天カード】の利用
楽天カード(ゴールドカード)に入会し、これを決済に使うことで4%のポイントが還元されます。
楽天ゴールドカードの年会費は2,000円ですが、この買い物術=「楽天をメインに使う」形にすれば余裕で年会費はペイできるので、まずはここからスタートするのが良いでしょう。
還元率のアップは2%だけですが「年会費なし」のノーマルカードもあるので、人によってはそちらでも良いかも知れませんが、絶対ゴールドカードのお得さはすごいですよ。
今なら登録するだけで5,000円分のポイントがもらえるというのも太っ腹なので、気になる方はチェックしてみてください。
→登録で5,000円分のポイントがもらえる楽天カードの詳細
【楽天モバイル】の利用
私が日本にきて、携帯を契約するのに色々検討した結果、「楽天モバイル」にしました。
月額使用料1,480円で、データ使い放題。(通信制限あるが、気にならないレベル)
さらに、10分以内の通話は全て無料。
そして、これを契約していると、楽天の買い物のポイントが2%追加。
このポイントアップを考えると、もはやタダで携帯を使っている様なものなのです。
大手キャリアと比べるとデータ速度は劣るでしょうが、困ったことは一度もなく、このSPUボーナスも含めて「契約してよかった」と思えるものでした。
ナンバーポータビリティにも対応しているので、既存キャリアからの乗り換えも可能なのも嬉しいですね。
この、たった3つをクリアするだけでも、なんと7%の追加還元率。
楽天の買い物は初めから1%還元が設定されていますので、つまりは合計8%になります。
たったこれだけで、高還元率をうたうマイレージカードと比較しても優位。
他にも楽天のSPUボーナスの条件を一つずつクリアし、ポイントの最大を狙ってみてください。
やるとやらないとでは、1年後、5年後、10年後にその差はどんどん広がって行きますよ。
楽天以外のお買い物
多くの店が出店している楽天市場とはいえ、欲しい商品が売ってない場合があります。
その場合はAmazonをチェックします。
Amazonはポイント率は低いですが、最安価格があらかじめ表示されてるので、価格面では安心して買い物ができます。
何より、楽天とAmazonでほぼ全ての商品を網羅できますからね。
ただ、ファッションアイテムなどは、楽天でもAmazonでも扱ってないものが多いので、その場合は自身のお気に入りのショップで買い物をするわけですが、
その場合は、自分のライフスタイルにあったクレジットカードで決済すれば良いと思います。
自分のライフスタイルにあったクレジットカードとは、例えば、皆さんがよく使うスーパーやモールが発行しているクレジットカードや、車を使う方はガソリンスタンドのカードなど、皆さんの生活の中で最も使う頻度が高いものに対して、還元率の高いものを選ぶ、ということです。
私の場合、マイルの還元率の良いアメックスプラチナがあるのですが、それは冒頭に説明の通り、マイルを使う無駄に気づいてからは「楽天ゴールドカード」で決済する様にしています。
スーパーやコンビニでの買い物もすべて、このカードです。
還元率を突き詰めていくと、この楽天以外の買い物では複数の高還元率のカードを場合によって使い回すのが一番だと思いますが、
カードを複数、ごちゃごちゃと財布に入れて置くのもスマートではありませんし、あれこれ複雑に考えても、サブの買い物であれば実際のところ少しの金額しか変わりません。(メインはあくまでも楽天なので)
楽天以外のサブの買い物に関しては、一つ決済方法を決めてしまえば、あまり還元率とかを気にしない様にするのがおすすめです。
細かい差額は気にしない
このようなショッピングの効率化を考えるときに、私がもう一つ重要視していることがあります。
それは、「価格のベスト(最安値)を追い求め過ぎないこと」です。
上記の方法をフル活用しても、結果別の店のほうが楽天よりも安かった! というケースももちろんあります。
ただ、そんなベストな価格を追い求めるために、どれだけの手間と時間がかかるか?
そうやって見つけたお店よりも、さらに安いお店がまた出てくるかもしれません。そうすると、逆にちょっと損した気持ちになる。
価格を追い求めていくと、キリがなく、得した金額では割りに合わないストレスを背負うことになります。
細かいことは、気にしない。
楽天で基本は買い物をし、それで買えないものはAmazonで買い、それで買えないものはライフスタイルにあったクレカで決済し、クレカが使えない場合は現金を使う。
そうガッチリ決めてしまえば、精神衛生上にもよく、時間もかからず、無駄がありません。
ちょっとしたお金の差にこだわるより、よっぽど自分らしい生活を送ることができますよ。
【まとめ】効率よくポイントをためて、また欲しい物を買う。それで良い。
私自身、マイレージに詳しい方から色々お話をお聞きしたり、また雑誌の特集を読み込んだり、色々と検討を重ねてきましたが、
ただお得なだけでなく、効率や手間暇の部分も考え、今回行き着いたこの楽天集中型ショッピングに勝てる方法は今の所考えられません。
今後、この楽天のSPUボーナスの仕組みやお買い物マラソンといったイベントがどこまで続くかは不明ですが、ある限りは徹底的に使いこなしていきます。
皆様にも、参考になりましたら幸いです。
本日もご一読、ありがとうございました。
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