こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
私はライトアウターが好きです。理由は単純明快、着用できる季節が長いから。
ここで言うライトアウターには当然デニムジャケットも入ってくるのですが、最も好きなアウターの種類はフライトジャケット、特に「L-2B」。
簡単に言えばフライトジャケットの「MA-1」の中綿が入っていない薄手のジャケットになります。
軽い上に、風もそこそこ防いでくれるので思いのほか防寒性が高いのが特徴。よって着用シーズンの長いアウターなのです。
昨今、MA-1が流行ったこともあり、街中には(安物の)薄いテロテロなMA-1を着た男女を多く見かけることとなり、見ようによっては私の着ているL-2Bもそれと同じに見えてしまう…言い換えれば、若い子の真似して流行りを追いかけている良い歳したおっさんに見られる悲しみ。
「私、昔からL-2Bを愛用しているモノです」と心の中で呟きつつ、若者たちには目を合わせないようにソソクサと街を通り過ぎる日が続きます。・・・そっとしておいて下さい・・・。
で、そのL-2Bの中でも珍しいと言うか、買いたい時に買えないモノなのですが、このシーズン使って見てものすごく調子が良かった1着をどうしても人に言いたくなりまして。
それがバズリクソンズが不定期で出しているウイリアム・ギブソン・コレクションのL-2B。
これは本当に買ってよかった。
WILLIAM GIBSON COLLECTION(ウイリアム ギブソン)L-2B
外観

過去のミリタリーアイテムの再現を得意とするバズリクソンズ。
彼らが毎年展開しているフライトジャケットのシリーズの一つ「ウイリアム・ギブソン・コレクション」は、ウィリアム・ギブソン氏の小説「パターン・レコグニション」に登場した架空の「黒いMA-1」を、実際に商品化したシリーズです。
この「ウイリアム・ギブソン・コレクション」の「黒いMA-1」は毎年バズリクソンズから定番としてリリースされているのですが、ライトアウターの【黒いL-2B】は不定期リリースの一品。
その中でも、これはソリッド・ロングバージョンと呼ばれる、通常のL-2Bよりも細身に、且つ裾丈を長くアレンジしたものになります。

ウィリアム・ギブソンシリーズで展開されている黒のナイロン地の輝きは高級感があり、とにかくカッコいいんです。(写真ではちょっと紺色に見えますが、漆黒です。)
それでいて、MA-1のようにガチなフライトマニアのようなボリュームも無く、ロング丈と言うこともあり魔法のようにどんなアメカジアイテムにも似合う。
さらに、通常のMA-1やL-2Bにはファスナー最下部に三角のスナップボタン箇所がありますが、このL-2Bはそれも省いており、ジッパーを閉めない前開きのスタイルでも美しいように計算されて設計されています。
バズリクソンズ、なぜこれを定番にしないのか・・・汎用性抜群のアウターなのです。

実際にフライトジャケットの歴史に存在しないアイテムなので、普通のアパレルブランドがリリースすれば流行りに乗っかったアウターの一つでしかありません。
しかしミルスペックのマニアックな部分まで再現するあのバズリクソンズが作ることにより、このアイテムには大きな説得力が生まれています。
着ていることの満足感がとにかく高い。やばい。

裏地の紺色の美しさもこのシリーズの特徴です。
ただ先述の通り、一度買い逃すと次に手に入れることが出来るのが何年後になるのかは、バズリクソンズ次第と言うことになります…。
このロング丈のL-2Bはどこも既に売り切れて買えないようですし。
【まとめ】完全なレプリカでは無い、アレンジの魅力

昨年のデイトナブロスさんとの打ち合わせ(右)でも着ていました(全身像じゃ無いからあまり参考になりませんがね)。
バズリクソンズと言う、高いレベルの物作りとレプリカが出来る実力があるブランドがリリースするオリジナルアイテム=ウィリアム・ギブソン・コレクション。
このコレクションにはMA-1やこのL-2B以外にもいくつかラインナップがあり、私も全てを吟味して着ましたが、今の所このL-2Bロング以外は食指が動かず。
ってか、ダントツでこれがカッコよかったです。バズリクソンズ、良い物を作っていらっしゃる。
不定期リリースなので、もし店頭に並んでいるタイミングが合えば、一度袖を通してみてはいかがでしょうか。
最近はインスタもマメに更新中なので、宜しければフォローください↓
本日もご一読、ありがとうございました。
コメントを残す