こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
昨日、日本に戻ってきました。今回は約1ヶ月の長期滞在。今日は6月最後の週末ということで、実家の三重県でのんびりさせていただいています。
で、今日はカメラの話。
ジーンズ以外の、私のもう一つの趣味事である「カメラ・写真」。
カメラ・アマチュアにありがちなのですが、「新しい機材・良い機材が欲しくなる」病を抑えるのが、非常に難しい趣味なのです。
これってジーンズも一緒で、もう一生かけても穿き切れないほどの本数を持ってるのに新しいジーンズが欲しくなるっていうのと、全く同じ。他人が見ると変わりばえしないジーンズなんだけど、このデニムの手触りがちょっと違う、色落ちの雰囲気がちょっと違う、っていう理由で買ってしまうでしょう?
カメラ・アマチュアの世界もまさにそれ。良い写真を撮りたい、という欲求なのか、ただ良い機材を手にして自己満足したいだけなのか、途中から良く分からなくなって来るんですよ。
シャッターを押す時間より、新しい機材の事を考えたり調べたりする時間が多くなっている場合は、もうだめなパターン(爆)
…自制しつつ、楽しみたいと思います。
さて、今回実家に帰り、昔手に入れた機材の一つ、素晴らしい「レンズ」を改めて使いこなして見たいと思います。
こいつです。
Carl Zeiss (カールツァイス) Planar T* 50mm F1.4。
コーティングが施された美しいレンズ部分に、全体がメタルで構成されているため見た目とは裏腹に「ずっしり」とした重みがあり、そしてメタル特有の「ひんやり」とした手触りがある、男らしい骨太なレンズ。
これ以上ない「美しい道具」であり、アメカジファンの方ならカメラに興味が無くても「これ、かっこいい」ってなるような一品。
随分古くに設計されたレンズなのですが、今でも現役で販売されている、カメラ・アマチュア憧れの「カールツァイス」。 …の中でも最安値の、「カールツァイスのエントリーモデル」ってやつです。
このレンズ、なぜずっと実家にしまってあったかというと、「マニュアルフォーカス」のみだから。つまり、全てのシャッターに、自分でピントを合わせないといけないのです。
動き回る子供の写真を多く撮る私にとって、マニュアルフォーカスは完全に実用外。長きに渡り実家にしまってありました。
しかも、このレンズ。設定次第ではピントの合う幅が薄すぎて、ピントを合わせのが非常に難しい代物。
ただね・・・このレンズ・・・ハマれば「ぶったまげるほど美しい写真が撮れます」。
アナログの道具の面白みが、ここにある。
解像度とか、ピントの合焦とか、そんなの抜きにして、雰囲気、ボケ味、色味。このカールツァイスでしか表現できない「絵」があるんですよ。
極端な話、「ピンボケしてても、綺麗な写真」になる、というのでしょうか。
ジーンズなら、新しいものでは無く「昔の非効率な製法で、雑に作られたもの」を好んでいるのに、カメラはなぜ最新のものばかり欲しくなるのか?
そんな自分に対して、「喝」を入れて自制を促すために、改めて昔ながらの、ちょっとクセのある、難しいレンズを手にして見たというわけなのです。これでこれから、また写真を撮りまくるぞ!!!
でもね。このレンズ、本当にうっとりするほど素晴らしい道具。これ持ってると、また別の「カールツァイス」が欲しくなるという…。
やっぱり「病気」です。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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