こんにちは、インディです。
沖縄の返還記念(今年で45年)と、戦争に対する平和を願って、沖縄の職人が集まって不定期に制作され、ダルチザンから限定数でリリースされてきた「チャンプルージーンズ」。
これまで何作かありましたが、普段のダルチザンには見ない独特のスペックを搭載しており、
その企画背景やスペック、限定数もあり、毎シリーズ完売の人気モデルです。
そんなチャンプルージーンズの新作がスタジオダルチザンのHPにてアップされ、
予約が開始されています。(2017年10月~11月入荷予定)
気になる方はサイズに余裕がある今のうちに予約必須。
本日はそのモデルをご紹介しましょう。
目次
チャンプルーAサインジーンズ【OKI-515】
概要
15オンス右綾デニムを使用。
制作には全て沖縄の職人が携わっています。
・縫製はダブルボランチの國吉氏
・刺繍はトップ刺繍店の後小橋川功氏
・スレーキの筆は書家の書浪人善隆氏
・コインポケットのレザーの藍染は島藍の大浜豪氏
チャンプルージーンズがリリースされる回を追うごとに、ディテールが面白くなってきましたが、
今年のモデルはいつにも増して、テンコ盛りです。
ディテール
山羊革のオリジナル革パッチ。
沖縄が本土復帰前にパスポートに押されていた出国スタンプを元にデザインされています。
チャンプルージーンズといえば、この飾りステッチ。
平和のシンボル=鳩をモデルにしています。
鳩が横の赤いステッチを咥えている感じになっているの、分かりますか?
さらに、右上のAサインは、スカジャンで有名なTOP刺繍店による手振り刺繍。
島藍コインポケット&手織りピス。
沖縄で取れた藍を使い、1枚1枚時間をかけ豚革を染めた一品。
ピスは沖縄の海・空・太陽をイメージした手織りのものを使用。
ここだけみると、「工芸品」。
書浪人氏による、手書きのスレーキデザイン。シリアルナンバーすらも、手書き。
ここだけみると、「アート」。
総評
どこかの国のミサイルのお話が連日報道され、
「戦争など起こりっこ無い」と思われていた平和神話に誰しも不安を感じ始めている昨今。
このジーンズを履いて、沖縄の職人の魂を感じ、
沖縄に思いを馳せ、平和を改めて願う。
今、アメカジファンとして出来ることって、そういうことなのかもしれません。
ジーンズを着るのではなく、想いを着る。
本日もご一読、ありがとうございました。
ぜひTwitterとInstagramもフォローください。
ダブルボランチ國吉と言います。
サイトでのご紹介ありがとうございます。感謝です。
作る側からするとダルチっぽく、またダルチらしくないパンツを目指しています。
もし、お目にする機会がございましたら是非手にとって見て触って欲しいです。
ありがとうございました
>ダブルボランチの國吉さん
直々のご連絡、ありがとうございます!
ダブルボランチさん・・・私は以前よりブログを拝見しております。
毎作品「新作」と言っても過言では無いオーダーメイド、次はどんなの?と見ててワクワクさせて頂いております。
チャンプルージーンズ制作、お疲れ様でした。
BLUE FIRSTさんのTwitterで、廃人のようになられた國吉さんを拝見しました。
お身体、ご自愛ください・・・。