こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
2017年11月に発売をした、アイイロデニムワークスのオリジナルジーンズ、【Cherokee(チェロキー)】。
最近、海外からもオーダーを頂くようになりました。ありがたいことです。
本日は、その経年変化の定点観測。
22ヶ月目のレポートをお送りします。
目次
オリジナルジーンズ【Cherokee】穿き込みレポート(22ヶ月)
色落ち・経年変化の様子
穿き込み日数:約500日
洗濯回数:約60回
洗濯方法:毎回ウエアハウス DENIM WASHを使用・乾燥機は不使用
基本的には毎週穿いて毎週洗濯、というペースを守ってきた、このCherokeeの穿きこみ。
色落ちが落ち着いた「円熟期」に入りました。
洗濯回数はかなり多い訳ですが、全体に色が薄くなる・・・ことなく、むしろ濃淡の差がハッキリしてきました。
腰回りのヒゲ。
濃いインディゴ染めのデニム生地だったこともあり、このヒゲが出るまで他の一般的なジーンズより時間がかかった印象があります。
比較的ゆったりサイズで穿いているので、ヒゲの角度は緩めになりましたね。
ここへきて、太ももの生地がダメージで破れてきました。
膝ではなく、なんでここが?と思ったのですが、思い返してみると娘を抱っこして歩く際に、カノジョの小さな靴がガシガシ擦れる場所でした。。。 「抱っこダメージ加工」。
深海のような深い青みのインディゴと、濃淡の差が出る縦落ちが、この生地の特徴ですね。
徹底したテストの結果、選ばせていただいたこのデニム生地でしたが、ここまで穿き込むことで、テスト段階では見れなかったそのポテンシャルを100%見ることが出来ました。
このような素晴らしい生地をご提供いただいたコレクトさんには、感謝の言葉しかございません。
退色したピスネーム。
革パッチは、印字が消えてきました。
レーヨンの織りネームは、一部崩壊開始。
前立て部。
スマイルカットのコインポケット 。
ミントケースを入れてたので、そのアタリが付いてます。
そんなこともあり、コインポケット口のステッチは早々にほつれてしまいました。
裾。
こちら、みんな大好き、耳のアタリ。
耳の折幅や縫製糸の番手までデザインしたことで、アウトシームは綺麗な「二車線」を見せています。
「経年変化をデザインする」という知恵をさらっと教えていただいた、JOURNEY FACTORYさんに感謝!
ベルトループのアタリ。
インシームのアタリ。
後ろ姿がこちらです。
膝裏のハチノスは相変わらず出ていません。
私、これまで数々穿きこみしたジーンズも、一度もハチノスが出たことないのですが、ほんと、どうやって出すの??
私の体型がなんか変なのでしょうか??
洗濯しまくるからでしょうか??
随分とくたびれた雰囲気になってきた、バックポケット。
太番手のステッチはまだ健在ですが、崩壊前夜ですね、これ。
シルバー925で製作したオリジナルのフロントボタン、トップボタンは、いまだにピカピカ。
シルバーの特性上、ほっておくと酸化して黒ずみます。そして、磨けば輝きが戻ります。
このボタンの仕様を実現する前は、物作りの本職の方々から「そんなのできっこない」とご心配を頂きました。
そんなこともあってか、今でも他にないCherokeeの特徴的なディテールになっています。ただ、これは完全に私の自己満足で終わっているようです。
ボタンがシルバーだからこのジーンズを穿いてみようって人、ほとんどいらっしゃらないので(爆)
ダメージが出てきたフロントポケット口。
ヒップの巻き縫いのチェーンがほつれてきました。綿糸なので仕方ないですね。
ここは近いうちにリペア必要な箇所。
スレーキに不滅インキでスタンプしたマークは、かすれてきてますが、まだちゃんとある。
不滅インキってすごいですねぇ。
綺麗なデニム生地です。
ビッグEと並べてみた
そもそも似せて作ってはいませんですが、色落ちの傾向がなんだか似てるなと思い、私物のヴィンテージのビッグE(左)と並べて撮影。
これからも必要に応じてリペアしながら、このビッグEくらいまで穿きこみをしたいところです。
まとめ
という訳で、22ヶ月目のCherokeeでした。
ところどころホツレが出てきたので、あとヒト夏超えるとダメージは顕著に出てきそう。
これからも引き続き、定点観測のレポートをお届けします。
本日もご一読、ありがとうございました。
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