こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
オリジナルジーンズ・Cherokee(チェロキー)の穿きこみ、定期レポートになります。
生地にダメージが出てきたので、穿くのに気を使う必要が出てきました。油断すると、ダメージを広げてしまうので…。
これはそろそろリペアをしなければなりませんね。
全体的な色落ちは、すでに円熟期を迎えているとはいえ、穿きこみ、そして洗濯をするごとに着実に進行しているのが分かります。
というわけで、定例のレポートをお届けします。
オリジナルジーンズ【Cherokee】穿き込みレポート(24ヶ月)
色落ち・経年変化の様子

穿き込み日数:約540日
洗濯回数:約65回
洗濯方法:毎回ウエアハウス DENIM WASHを使用・乾燥機は不使用
穿き込み開始から丸2年が経過しました。暑さ厳しい日が続いてますが、少しでも外出する日は必ず足を通すようにしています。
ということで、どうしても着用時間は減りがちなこの季節ですが、洗濯ペースは今までと変わらず、ほぼ、毎週末に洗濯機で洗剤(DENIM WASH)を使って洗っています。
やっぱり、洗い上がりのジーンズを穿くのは、気持ち良い。
そんな洗濯ペースですから、ヒゲは入りつつも、全体は自然な色落ちを見せています。

バックスタイル。
膝裏のハチノスは相変わらず出ていません。
私自身、これまでウエアハウスを初め、様々なレプリカブランドを穿いてきましたが、一度もハチノスは出ず…毎週の洗濯頻度を続けると、多分出ないのでしょう。

腰回りの様子。濃淡の差がはっきりして、まるで深海のよう。

もともとかなり濃い染めのデニム生地を使っていたこともあり、これだけ洗濯を繰り返してもまだインディゴの濃い部分が残っています。
一方…

太ももの部分など、擦れが激しい部分は、点の色落ちが線になり、自然な縦落ちを見せてくれました。

ダメージもこの1ヶ月で広がってきました。

このように穴が一度空いてしまうと、穿く時につま先が引っかかって、「ビリッ」とさらにダメージを広げてしまうことが多々あります。
そろそろ、リペアをしないといけません。

この太もものダメージは、現在左右両側に発生しています。

ポケット口もほつれ始めました。

股部分のこのアタリの付き方、好物です。

コインポケット。
このスマイルカットを施したコインポケットって、本当に使いやすいです。

バックのパッカリングも自然に出てくれています。
これ以上のゴツゴツした激しいパッカリングを出そうと思えば、デニム生地云々ではなく、ミシンの設定をパッカリングが出る設定に追い込まなければいけないそうです。

バックポケットの飾りステッチは解れ始めました。

ステッチが細かいと、パッカリングも細かく出る傾向があります。


一方で、運針(ピッチ)を大きくしている箇所は大きいパッカリングのアタリが出る傾向があります。

様々な種類の経年変化が見れる場所。

革パッチ。
スタンプは完全に消えましたが、型押ししたデザインはかろうじて見える状態です。

シルバー925で作ったボタンは、鈍い輝きを維持しています。

退色しだした、レーヨンの織りネーム。

インシーム(内股)は濃淡激しく。

アウトシームはしっかりとした二車線のアタリで。

裾は解け始めました。

このCherokee、まだもう少し、穿きこみを続けてみようと思います。
この生地のポテンシャルを最後まで見届けてみます。
VLOGでもご覧ください。
今回の内容を3分の動画にもまとめましたので、宜しければそちらもご覧ください。
ここでレポートしているオリジナルジーンズ・Cherokee(チェロキー)のディテールはこちらです。
本日もご一読、ありがとうございました。
コメントを残す