こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
夏も終わりに近づくと、間も無く到来する秋冬のことを想いながらレザーアイテムが恋しくなります。人肌恋しい季節に、馬や牛の肌を身につける…それがアメカジ!
中でも、何足持っていてもまた欲しくなるアレ。レザーブーツが気になりだす頃ではないでしょうか?
さて、偶数月に発売されるエイ出版のクラッチマガジン(CLUTCH Magazine)。
最新の2018年10月号(Vol.63)が発売中。
今回の特集は、今の私たちの物欲を刺激する「レザーブーツ特集」。
ただのカタログ的な構成ではなく、「すべての靴にはストーリーがある」をテーマにモノづくりの背景や哲学などを中心に掲載。
本日はその誌面レビューです。
クラッチマガジン2018年10月号 レビュー
目次
今回のメインの特集はレザーブーツ。
それ以外だと「CLUTCH COLLECTION」と題して、各ブランドの秋冬の一押しアイテムをまとめたカタログもページ数が多く見応えありました。
さて、メインはこちら。
この特集ではまず国内のブーツブランド・アメカジブランドを中心に、様々なレザーシューズのモデルの新品&エイジングサンプルが掲載されています。
特に各ブーツブランドのダイレクターへのインタビューや製作工程、こだわりなど、ただカタログを見ているだけでは伝わらない「モノづくりのストーリー」を多く見ることができ、これから新しいブーツの購入を検討している方には、とても興味深く読める内容に仕上がっていましたよ。
面白いと思ったのが、このEVISUのTシャツの記事。
EVISUのデッドストックのTシャツを真っ二つに切り、別のデザインのものを合わせて、さらにカモメペイントのシルク印刷とワッペンでカスタマイズしたシリーズ。
自社工場がある強み、在庫の使い方のうまさ、クリエイティビティ。ごちゃごちゃした要素を、1つのアイテムとして成立させてしまう「カモメペイント」の破壊力。他のブランドでは真似が出来ない新境地を開拓しています。
EVISU、今、面白い。
これらの記事以外でも、今号は全体的にファッション要素強め。読んでいて満足度の高い内容でした。
【まとめ】今、アメカジ雑誌の王道は「クラッチマガジン」
同じエイ出版の雑誌で言えば、Lightinig(ライトニング)は以前の王道的アメカジファッション雑誌ではなく、今は幅広いジャンルを扱うライフスタイルマガジンへと変わってきました。
そのため、以前のコアなアメカジ読者は随分と離れてしまったと推測します。私がそうなので。
逆に、新しい学びを得られる良い誌面の号も出てくるようになりましたが、ファッション要素は薄い雑誌に。
一方でこのクラッチマガジン、美しい誌面デザインとアメカジファッション中心の構成は変わっていませんが、元々のコンセプトである「世界中の面白いものを集めるワールドワイドな雑誌」から、今はほぼ、日本国内ブランドのトピックスで誌面が構成されています。
これにも賛否両論あるかも知れませんが、感覚的に、このクラッチマガジンが以前のライトニングのような誌面になってきた印象。
昔からのライトニングファンなら十分に楽しめる内容であり、今出版される雑誌の中ではこのクラッチマガジンこそが「王道アメカジ雑誌」と言えるのかな、と思っています。
最近はインスタもマメに更新中なので、宜しければフォローください↓
本日もご一読、ありがとうございました。
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