こんにちは、インディです。
コーンミルズ社のホワイトオーク工場が年内に閉鎖されることについて、先日お伝えしました。
110年のホワイトオーク工場の歴史はリーバイスの歴史であり、つまりジーンズの歴史。
彼らの提供する生地のクオリティの今・昔の比較はさておき、110年間1社で積み上げてきた「歴史」は誰も真似ができないこと。
惜しまれるのは当然・・・
そのホワイトオーク工場が、先日とあるものを販売しました。
それは何か??
・・・実際に工場で使っていた木製シャトルです。
あのセルビッチ付きのデニム生地を織る旧力織機の、アレです。

アメカジが好きな皆さんは、一度は目にしたことがあるかも知れません。主にショップのディスプレイ・飾りやなんかで。
いやいや・・・これ、工場が売る???
いや、デニムファンからすれば、嬉しいことですよ。
ただ、斬新すぎて、びっくり。
世界的にも歴史的にも有名な工場だから成り立つ「サプライズ」。
さすがに110年前のものであるはずはありませんが、あの「ホワイトオーク工場」で現役でデニムを織っていたシャトルです。
世界中のアメカジ店が希少価値のあるディスプレイとして喉から手が出るほど欲しいし、マニアは当然欲しい。(草なぎ剛さんも欲しいだろうなぁ・・・)
マニアでなくても、歴史的な記念品として考えるとファンにとっても価値があるし、欲しいに決まってる。
しかも、売価が1本49ドル。
ってか、リーバイスが全量買い取って、世界のリーバイスショップに店内デコレーション用に配ってもよかったと思うんですけどね。
そんなこともあるので、今回はちょっと驚きましたね。
当然、瞬殺でショップからは消えました。(販売数は分かりません)

ホワイトオーク工場の閉鎖は年内ですが、今時点ではおそらくほとんどの織機は停止している頃でしょう。
ひょっとしたら再販の可能性もあったりするのかな?
閉鎖後、残された設備や資産とかどうなるんだろう。
すでに商社が何社かザワザワと動いてると思いますが。
本日もご一読、ありがとうございました。
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