こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
このご時世、アパレル界隈で「即日完売」なんていうと、有名ストリートブランドの新商品やら、スニーカーの超レアものやら、ダブルネームの限定品やら、そういう類の世界の言葉だと思っていました。
本日2018年11月10日発売の、とある商品が、ここまでアメカジ業界をざわつかせることになるとは。。。
それがこちら。
コンバース アディクト【ONE STAR LOAFER】。
これです!
今日はもう、古着〜アメカジ界隈はどの店でもこの話題一色でしたね。
「買えた?買えなかった?」
「何足買った?」
「今ならまだどこどこに残ってるらしい!急げ!」
とか・・・もう、その話題で持ちきりです。
結果、主要な取扱店では即日完売。地方ならまだ残っている可能性も…どうでしょう?
某取扱店では、遠方の人に頼まれて何十足も買った、という猛者も聞いています。
一見、そんな大注目を浴びるレアアイテムには見えない本作。
市場から瞬殺した理由とともに、ディテールを見ていきましょう。
目次
コンバース・アディクト【ONE STAR LOAFER】(Addict)
詳細
コンバース アディクト【ONE STAR LOAFER】は、1990年代に発売された商品の完全復刻になります。
その名の通り、「ローファー」スタイル。
アッパーはネイビーのスエードになっています。
つま先がとんがっており、ローファーではありますが、なんとなくデッキシューズっぽい雰囲気を漂わせています。
インソールのデザインに関しても完全復刻・・・のように見えますが、日本でリプロしたよ、これはインドネシア製だよ、という内容がご丁寧に書いてあるという…。
なお、こちらはクッション性の高い「SPONGE RUBBER」を採用しています。
ヒールはオリジナルと同じデザインを採用。
アディクトらしい味付けとして、アウトソールはなんとビブラム。
耐摩耗性が高く、長く楽しめるアップグレードが施されています。
販売価格は22,000円(税別)。
カラーは写真のネイビーのみです。
なぜ本作が貴重とされ市場から瞬殺したのか?
本日の発売後、市場から瞬く間に消えた本作。かろうじて残っている店舗も全国を見渡せばあるかもしれませんが、サイズが選べる状況ではないでしょう、きっと。
尚、ヤフオクやメルカリなどではすでに30,000円以上で売買が繰り広げられています。現行で買えなかった方は、30,000円以下で取引できれば、まぁ御の字でしょう。
では、なぜ今作がそれほど貴重とされるのか?
なぜ古着・アメカジ界隈をざわつかせたのか。
それには理由があります。
まず、1990年に発売されたオリジナルのワンスター・ローファーがヴィンテージ市場で高騰している背景があったこと。
なんと10万円の値段がついていることもあり、ヴィンテージマニアからは復刻が長らく待ち望まれていた一足でした。
もう一つは、コンバース・ジャパンのお家事情が絡むのですが、一言で言えばおそらくこの復刻は二度と再現されないからでしょう。
★(ONE STAR)の商標、日本国内ではコンバース・ジャパンではなく、あのムーンスターが持っていることもあり、この商品の復刻はコンバース・ジャパンの一存ではどうすることも出来ない一品。
かなり特別枠で復刻が実現したという、「鳴り物入り」の企画でした。
更にアディクトとしてアップグレードした仕様でリリースということも重なって。
それもあり、この【ONE STAR LOAFER】の2018年復刻版は、将来的に古着市場で値段を上げていくことが予想されます。
転売ヤーさんたちが買い集めたことも、市場から即日消えた背景と言えるでしょう。
【まとめ】ツウなモデルを復刻したコンバース・ジャパンに乾杯!
このモデル、写真でなかなか良さが伝わらないですね。。。
意外にボリュームを感じさせるアッパー、しかしトゥがシュッと細くなっていてスマート、履きやすさ○、耐久性○。
ジーンズに合わせても、マジでかっこいいんですよ、これ。
いや、ちょっと表現違うな・・・
カジュアル過ぎず、カッコつけすぎず、これを履くだけで演出できる「脱力感」が魅力なのです。
折り返してくるぶし見せるくらいで、軽快に履きこなしたいところ。
こういうマニアックなモデルをコンバースがアディクトのしっかりした復刻でリリースしてきた姿勢には敬意を表するほかありません。
今作でアディクトを見る目がガラッと変わりました。
次のラインナップにも期待していきましょう。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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