こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
私がお気に入りのスニーカー、 CONVERSEのCT70。
何足かバリエーションを持っているけれど、今のお気に入りはこのカモ柄です。
さて、そんなコンバース・LOVEとしては読まざるを得ないのが、1年ほど前に発行されたこちらのコンバース完全読本「CONVERSE COMPLETE BOOK」。
この一冊を、本日はレビューしてみたいと思います。
コンバース完全読本「CONVERSE COMPLETE BOOK」(世界文化社)
レビュー
世界文化社から出ているこちら、コンバース完全読本「CONVERSE COMPLETE BOOK」。
帯に「コンバースを極める一冊」。
装丁も、カッコ良し。
私としては、過去のヴィンテージモデルが網羅された資料的な一冊であることを期待。
誌面は1908年の創業からの歴史や、レアなモデルの掲載、モデルごとの進化の系譜、最新モデルの紹介、というのが大まかな構成。
昔のヴィンテージだけにスポットライトを当てるというよりも、昔のモデルを出しつつ、今のモデルを重点的に紹介する、という内容になっています。
半分アーカイブの資料、半分新製品の紹介、的な一冊ですね。
コンバースといえば、オールスター。
これに関しても、昔のモデルも確かにたくさん掲載されていますが、最新のオールスターがどれだけ進化したかという内容に重点が置かれていました。
完全読本というからには、もっと昔のモデルの写真を大きく掲載していただきたかったなぁと思う。
せっかくの貴重なモデルも、すっごく小さな写真で掲載なのです。残念。
で、これはそもそも内容と関係ないのですが、ちょっと誌面全体が読みにくい。
なんでだろう??
文字と写真のレイアウトが、月刊誌っぽい配置だからかなぁ。
ファッションの月刊誌って、ページをガバーって開いて、見開きで見ることが出来るでしょう?
でも、この手のムック本って、パカって見開きに出来ないから、ページ内側のコンテンツが読みにくいわけ。
この本、結構内側にも内容が書かれていたりする上に、字も小さく、写真も小さい。
読むのに結構ストレスかかります。
私的に楽しめたのは、オールスター のメイキングのコンテンツくらいだったかな。
【まとめ】
個人的にすごく期待してたのですが、コアなアメカジファンにはあまりお勧めできない内容でした。
COMPLETEを唄うのであれば、過去のモデルをもう少し深ぼりして欲しいと思いました。
それに、「ファーストブレイク」とか「スエード」といった、アメカジ・古着ファンにとって外せないモデルも掲載がなく、ちょっと消化不良。
しかし、コンバースの今の現行の新作が好きで、その詳細をよく知りたいっていう方だったり、
コンバースとは? オールスター とはなんぞや? ということを知りたいライトな層向けにはお勧めできるかと。
「コンバース完全読本」というよりも、「コンバース・ジャパン完全読本」って感じでしたね。
本日もご一読、ありがとうございました。
コメントを残す