ジーンズに使うデニム生地を選ぶ

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こんにちは、インディです。

オリジナルジーンズを作る上で、一番悩ましいのが「デニム生地」を選ぶことです。

目次

デニム生地がジーンズの色落ちを決める。

「良い色落ちをするジーンズ」には「良い色落ちをするデニム生地」が必要になります。

デニム生地を選ぶ

色落ちの良し悪しの基準

そのため、色落ちの良いジーンズを作るためには、生地選びが重要な要素になります。

とはいえ、この「良い色落ち」の基準が人により様々であり、つまりは生地選びに「唯一の正解」がありません。

縦落ち、点落ち、青味が強い色落ち、濃淡激しい色落ち、赤味のある色落ちなど、好みや理想は様々。

故に、最高のデニム生地です、と言う頂点がありません。

最高に値段の高い希少なコットンを使っていても、色落ちが悪い生地は「最高」にはなりません。

色落ち以外にも、手触りなどの履き心地や、重さ(オンス)なども製品のクオリティに関わってきますから。

デニム生地を選ぶ

 

生地屋さんのウォッシュサンプル

また、生地屋さんの用意するデニム生地サンプルの中には、

ワンウォッシュのサンプル、そして色落ちサンプルというのが用意されていることがあります。

これを見ることである程度、色落ちした後のことを想像できるわけですが、

この色落ちサンプルの多くはダメージジーンズのようにサンドブラストなどで加工されたものが多く、着用による自然な色落ちの風合いとは随分違う可能性があり、参考値程度にしておくのが良いでしょう。

デニム生地を選ぶ

 

サンプルを履きこみ、最終判断

結論から言うと、思い通りのデニム生地を一つ選ぶには、数点選ぶ目星をつけ、その生地を使ったサンプルジーンズを作り、

履き込んでみた上で結果を確かめるしかデニム生地の色落ちのポテンシャルを測ることができないでしょう、と思います。

つまり、「時間がかかります」・・・。

また、デニム生地は生地の商社さんに行けば、膨大な種類があります。

これがいい!と選んだとしても、それを超える理想の生地が他にもきっとあるはずです。

全てを試していたら、キリがありませんから、ある程度自分の中で「妥協のライン」の設定も必要でしょう。

有名ブランドが使っている生地も買える、使える。

一般個人が買える生地の中にも、そこそこ有名なレプリカブランドが使っている生地もあります。

知ると「あ、雑誌で良く見るあのブランドも、既成品の生地を使っているんだ」と言うケースが多くて驚きます。

もしその情報がわかれば、同ブランドの色落ちレポートをネットなどで調べることで、色落ちイメージがわかりますよね。

そんな情報を丁寧にお話ししてくれる生地屋さんがいれば、のお話ですが。

デニム生地を選ぶ

業界の方であれば、経験もあり、生地の周りからの評判を聞く環境もありで、選ぶ選択肢はある程度絞られるのでしょうが、

それが無い一般素人しては、難しい。

当たるか、当たらないか、ある程度の博打的な要素もあるでしょうね。

生地選びは難しい、が楽しい。

選ぶのは「自分」です。

もうこれは、博打要素もあると言う前提で、楽しみましょう。

できるだけ多く、細部にわたって見て、実際に触れてみるほか無かろうかと思います。

で、どうすれば多く見れるのか?触れるのか?

生地屋さんで言えば、岡山のコレクトさんが商社として有名です。

あの桃太郎ジーンズを作ってるところですね。

一般の方でも、事前に電話をして予約をすれば、ショールームで生地を選び、生地サンプルの購入も可能です。

私自身は今回、UNION GARMENTの吉田さんから生地サンプルを色々頂き、一つ選びましたが、

機会を見つけて改めてコレクトさんにも足を運んで見たいと思います。

 

本日もご一読、ありがとうございました。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。