室内&太陽の下でも観察するよ。【デニム生地 色落ち&生地感 比較シート】

デニム生地 色落ち&生地感 比較シート
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こんにちは、インディです。

以前作った【デニム生地 色落ち&生地感 比較シート】。

デニム生地比較パターン

このテストを初めて1ヶ月以上経過しました。

デニム生地の選定に対する反省と、新たな選定プロセス考察

1ヶ月間、毎日何処へでも持ち歩き。

仕事では椅子の上にこのシートを置き、この上に座って自然な摩擦を心がけています。

外出時にはハンカチとして手や顔を拭いて、あえて油分・脂質を吸収させています(笑)

そして、汚れたと思ったら、すぐに洗う。

初めは色移りが心配だったのでシート単体で洗濯してましたが

今では他の洗濯物と一緒に洗剤を入れて。

デニム生地 色落ち&生地感 比較シート

この写真ではニュアンスが伝わりにくいですが、

細かく見ていくと、生地ごとに全く違う表情を見せ始めています。

初めはどれも同じような見栄えでしたが、

生デニム(ノンウォッシュ)からワンウォッシュで表情はガラッと変わるし、

使い込んでくと、さらに変化してくる。

何回めかの洗濯時に、急に青味を増してくる生地があったり、やたら縮む生地があったり。

特徴の無いノーマークだった生地が、縦落ちを見せだし輝きを放ち始めたり、

ザラ感が強く期待していたエースが、のっぺりとした色落ち止まりで候補から外れたり。

なんだか、「人」を見ているよう。

室外、室内で、晴れ、曇りで、デニムの色味が変わる

カメラが趣味の方はよくご存知でしょうが、

写真を撮る際には、室内か、室外か、晴れか、曇りか、などが「ホワイトバランス」の調整で重要な要素になります。

それらの環境によって見る対象物の色が、全く変わるんですよね。

デニムの色味に関して、細かくマニアックに語るためには、、、

室内だけでデニム生地を眺めて選ぶのはナンセンスだ、と私は思っていました。

ジーンズって、室内だけで履くわけではありませんから。

日差しの強い太陽の下で「あのジーンズの色落ちカッコいいな」と思われるジーンズを作るには、

経年変化の確認も太陽の下で行い、観察する必要があるハズです。

だから、私はこのシートを、常々持ち歩き、

室内、室外、いろんな天候、いろんな照明、その状況下で全ての生地感を観察しています

実際に、見る環境で色味が全く変わります。

【デニム生地 色落ち&生地感 比較シート】で12種類並べることで、その変化がはっきりと感じることができますよ。

室内だと地味であまり特徴がない生地なのに、

太陽の下だと渋い色味でかっこいい生地、というのもあります。

デニム生地 色落ち&生地感 比較シート

あと2週間ほど、この【デニム生地 色落ち&生地感 比較シート】の運用を続けますが、

現時点で、候補は3〜4つほどに絞られて来ました。

あとはここから、どう1つに絞るか、、、です。

 

本日もご一読、ありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。