デニムシャツのボタンについて悩んだ結果…YKKが良いよねって話。

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

昨年企画し、現在も発売中のオリジナルジーンズ【Cherokee(チェロキー)】では、早い段階でボタンフライはオリジナルで作る&シルバー925製で鋳造する、と決めて進めました。

そして今、じっくりと企画を進めている新しいデニムシャツでは、「スナップボタンは使わない」という点だけは確定事項。

しかし、それに代わってどのボタンを選ぶのか?に関してはまだ色々と悩み続けております。

aiiro denim shirt(デニムシャツ)

オリジナルのボタンを作らない、ということはつまり、現在市場で購入できるもの=アリモノから選ぶということになります。

その場合、実に多くの選択肢があります。

たくさんありすぎるので、どれも正解のような気もするし、どれも不正解のような気もしてきますが、色々な方法を使いながら候補となるパーツを探し出し、様々なサイズ、素材、形の選択肢を増やし、この中から「一つ」を選ぶ。

私にとって、実に楽しい作業です。

面白い素材や形状のボタンって、ヴィンテージまで含めて探せばたくさんあります。ただシャツに使うという前提であれば、「大きさ」が重要になってきて、10~12mm前後のサイズ幅で探すとなると選択肢は少々限られてきます。

夏向けのシャツとして、無難なもので言えば、尿素ボタン。

AiiRO DENIM SHIRT button ボタン

出典:MASH CO. (http://www.mash-japan.co.jp/cgi-bin/prd.cgi?itemno=95-09-1122&pg=1)

色々調べたところ、ミリタリーショップのMASHさんが、ミリタリーアイテムのリペア用としてオリジナルの尿素ボタンを多数作られていました。

その中に、N-2Aなどで使われるネイビー色の尿素ボタンがあって、当初はこれを候補の一つとしていました。

今でも気になる存在ですが、夏場に着る半袖のデニムシャツですから、見た目の軽快さというか、清涼感は大切にしたいところ。

ということで、現在はメタル製(アルミやブラス製)が第一候補です。

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今のサンプルに取り付けているこちらのボタンはアルミ製ですが、工場にあったストックを使わせてもらいました。ルックスは好みとは違うのですが、これで質感は十分テストできています。

夏のシャツに、アルミのボタン…すごく良いですよ。

で、問題作のこちら。

denim-shirt

こちらは、もっとヴィンテージテイストのメタル製ボタンを探し続け、ネットで見つけたもの。一目で「面白い!」と思いましたが、つけてみたらちょっと今ひとつ。

散々探して、なかなかしっくりくるのが見つからないなぁ、と思って、先日ダメもとでYKKさんのデジタルカタログを眺めていたら。

AiiRO DENIM SHIRT button ボタン

たくさん、素晴らしいメタル製のボタンの選択肢があった

…はじめにそこ確認しとけよ、って話でした。

今のところ、この中からメタル製の猫目ボタンを第一候補として検討中。

次のサンプルでは、それでいこう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。