こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
現在、企画を進めている、オリジナルの半袖デニムシャツ。
秋冬真っ只中の肌寒い季節に、半袖の話をされても全くピンとこないでしょうけど(爆)
今、私の頭の中は、これでいっぱい。
シルエットが美しく、経年変化が美しく、着心地が良い、今までに無い半袖デニムシャツを作りたい!
…そんな「夏のベーシック」を作るべく、もうこれ以上修正する必要が無いと思えるほど、追い込んでいきます。
試作品のテストをしながら、考察を重ねていっておりますが、その中で難しいのが「色落ち、着心地、シルエット どこに重きをおくか?」と言う、コンセプトそのものの軸足の部分。
これが当初想定していた以上に難しく、どっちかを立てれば、どっちか立たず、みたいな感じになるんですよね。
特に、ゴリゴリの色落ちを追求していくと着心地を損ねガチ。
そんな着用テストを続けた結果、、、
夏衣料で「ベーシック」を目指すには、「着心地」のプライオリティを最も高くするべきである、と言うのが私の結論です。
夏場の衣料=直接肌の上から着用することもある訳で、
着心地が悪いなぁと思うと、どんな良い経年変化を見せる生地やディテールのシャツであっても着る頻度が下がる→結局経年変化させられない、と言う負のスパイラルに入ってしまいます。
それではベーシックとはなり得ませんので。
シルエットと経年変化の美しさをギリギリまで高めながらも、着心地を最優先させる、という挑戦になります。
で、そう言う軸足に設定し、各ディテールを更に追い込んでいきます。
例えば、首元のネームタグは今のレーヨン製から、リネン+綿の混合にしよう、とか。
ステッチの番手を細くする箇所を作ろう、とか。
部分的にシャンブレーを使って、通気性を確保しよう、とか。
ボタンの素材を変えてみよう、とか。
軸足をしっかり決めることで、さらなる工夫と追い込みが施せる。
元となっている、いわゆる「ウエスタンシャツ」とは随分とディテールが変わってきますが、固定観念にとらわれないサードウェーブなモノづくりとしては、これで良いのではないかと思うのです。
他にないモノ。
そんなシャツでなければ、こんな個人が作る意味無いですからね。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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