こんにちは、インディです。
今日は先日の続きで、デニム生地の再選定を進めます。
目次
12種類の生地を多角的に観察する
先日製作した「デニム生地比較シート」がこちら。
この写真の12枚、微妙に色味が違うの、お分かりでしょうか?
今日はこの中から①②③の生地について、いろいろな角度から観察してみます。
皆さんも、「私だったらどれを選ぶかな?」という気持ちで見てくださいね。
リネンテスターでの観察(ノンウォッシュの状態にて)
使うのは、このリネンテスター。
早速、観察開始。
デニム生地候補① 13oz
激しいほどではないが、糸ムラが目視できる。
ただし、手触りはなめらかでザラ感を感じず。
ノンウォッシュの状態では染めはかなり濃く、黒に近い印象。
1cm四方に縦糸26本、横糸20本。
横糸にもムラが見られる。
染めは芯まで染料が入っている。
比較的赤味のある青。
赤耳。
デニム生地候補② 13.5oz
見た目のムラ糸は少ない。
ただ、不思議なことに非常に強いザラ感のある生地。
今回の比較生地の中ではノンウォッシュの状態で青味が強い。
1cm四方に縦糸26本、横糸20本。
裏から見た織り目は整然としている。
比較的染めが芯まで到達しているが、中白の糸もある。
赤耳。
綺麗な青味のある染めといい、ザラ感といい、現段階では色落ちの傾向が楽しみな生地の一つ。
デニム生地候補③ 14oz
比較的ムラ糸が目立ち、手触りのザラ感もそこそこ。
黒に近い濃紺色。
1cm四方に縦糸27本、横糸20本。
横糸に関して不均一な撚り方がよくわかる。
表面はの染めが濃く、また中白の糸も見られる。
赤耳。
今日はここまで。
こんな形で、ノンウォッシュの生地の状態観察を行い、
ウォッシュし色落ちの傾向がある程度見えた後、同じようにリネンテスターで観察を行います。
明日は④⑤⑥の生地観察。
本日もご一読、ありがとうございました。
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