こんにちは、インディです。
デニム生地の再選定の続き。
今日のチェック生地の中に、ノンウォッシュの段階で私が魅力されている生地が含まれてます。
とは言え、ちゃんと経年変化の結果を見ないと良し悪しの判断できませんが。
「デニム生地比較シート」
今日はこの中から⑦⑧⑨の生地の観察です。
目次
リネンテスターでの観察(ノンウォッシュの状態にて)
デニム生地候補⑦ 14oz
他の生地に比べると、縦糸の編み目がギュッと詰まっている。
そのためか、生地に硬さを感じる。
ムラ糸は目視ではほとんど見られないが、手触りにざらつきあり。
(↑こういうのが多く、ムラ糸とザラ付の関連性や理屈がわからず、悩みます。糸の撚りの強さによって違うのかも。)
色味は黒に近い濃紺。
1cm四方に縦糸22本、横糸20本。
リネンテスターで見ると、その編み目の詰まり方がよくわかる。
生地裏を見ても、ムラ感は感じない。
糸の太さは比較的均一。芯は白く残っている。素直な青。
薄いピンク(ベージュ?)の耳。
デニム生地候補⑧ 15.5oz
今回の候補生地の中で最もヘビーオンス。
15ozオーバーは検討に入れてなかったが、この生地だけはサンプル時点で気になり、候補の一つとした。
目視できるレベルでムラがある生地。手触りはそこそこザラつき。
ノンウォッシュの段階では素直な青みのインディゴ染め。
1cm四方に縦糸22本、横糸18本。
生地裏の横糸の状態を見ても、ムラ感がわかるほど。
糸の太さにバラツキあり。染めは浅く、白い芯が大きく残っている。
赤耳。
デニム生地候補⑨ 14oz
目視できるレベルでムラのある生地。
ザラ感も強い。
ノンウォッシュの段階では漆黒と呼べるほどの濃紺色。
1cm四方に縦糸21本、横糸18本。
毛焼き加工済みだが、まだ毛羽立ちも目立つ。
生地裏からも、糸のムラだけでなく、織りムラも見て取れる。
糸の太さにバラツキあり。表面はかなり濃紺に染められているが、芯は白く残っているものも多い。
ピンク耳。
デニム生地って、ぱっと見は同じように見えても、
細かく観察すると全然違っていて、面白いですね。
それぞれ、どんな経年変化・色落ちを見せていくか? …というのを考えながら触り、観察をする作業はとても楽しいです。
本日はここまで。
明日は、残りの⑩⑪⑫の生地観察。
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