こんにちは、インディです。
今日は「自作ネタ」です。
やりたい事の一つであった彫金を、タイのバンコクで教えてもらっています。
場所はヨーロッパ帰りのタイ人アーティスト・Gimさんのバンコク郊外のアトリエ、One Piece – One Formです。
彫金の初級者〜上級者まで、彼の豊富なジュエリー制作の知識をもとに丁寧に教えてくれます(英語とタイ語)。
Gimさん最近ではオーダーメイドの眼鏡作りにはまっている様子。
なかなか・・・エッジの効いたデザインばかりなので、興味があればGimさんのインスタを覗いてみてください。
で、今回は、ちびっこ(娘)にあげる、シルバースプーンをモチーフのペンダントトップを彫金で制作してみたいと思います。
シルバースプーンを模したペンダント=子供が生まれた時にギフトであげるものが多いのですが、既製品でも世に色々あるので、
それらをネットで調べてアイデアソースを頭に入れつつ、アトリエに着いてから自分の作品の構想を固めて制作スタートです。
シルバーのプレートからパーツを切り出す。
まず、シルバーのプレート(日本のコモキンさんで買っておいた)に、カットする形をペンで下書きし、糸鋸でラフに切り出します。
シルバーは素材としては柔らかいので、糸鋸でカット出来ます。
多少カットしやすいように、バーナーで温めて”なます”こともあります。
こんな感じ。ここから下書きの線より、ちょっと大きめに切り出します。
カット面を鉄ヤスリで削ってスムーズにしていきます。大きめにカットしたシルバーを、この作業で下書きの線のサイズに調整もしていきます。
これで、円形のシルバープレートができました。
叩いて立体にしていく。
サイコロ玉溝台と呼ばれるこちらの道具を使って、叩いて、平らなプレートを半球状に近づけていきます。
この道具は、よくシルバーコンチョの制作の過程で使われています。
こんな感じ。これがスプーンのメインパーツになります。
別のパーツをロウ付けする。
別のスプーンの柄のパーツを、バーナーと銀ロウという素材を使いながら”ロウ付け”します。
簡単に言えば溶接みたいな作業です。この作業がとても難しいのですが、練習すると上手くなる・・・はず。 私はまだ微妙に手が震えてしまい、苦戦します。
こんな感じでスプーンっぽくなってきました。
さぁ、これをどのような形で作品にしていくのでしょう?
長くなりましたので、続きは次回に。
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