こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
九州を中心に発生している大雨災害で被災された皆さまに、謹んでお見舞いを申し上げます。
まだ被害の全貌が見えない状況かと思いますし、今この瞬間もどこかで救助の手を待つ人がいるかも知れないと思うと、ただただ、心が痛みます。
被災された皆様に、私が出来る事など非常に限られています。
個人でも大変微力ながら、災害支援募金をさせていただいたのですが、
今回、アイイロデニムワークスとしても何か出来ることは無いかと思い、
急遽ですが、ステンシルで1点ずつ制作させていただくチャリティーTシャツを販売させて頂くことにします。
共に被災地の皆様に想いを馳せ、ご賛同・ご支援のほど、宜しくお願いいたします。
目次
九州豪雨災害支援 チャリティーTシャツ
ステンシルT [ガーベラ&コーク]
今回、チャリティーとして販売させて頂くのは、こちらのTシャツです。
コーラの空き瓶にガーベラを刺したオリジナルデザインになります。
これは元々、新型コロナで世間がバタバタし、私もいくつか仕事が飛んだ時に、「家族を守る」ことを改めて想いながら制作し、
その後、私が最近ハマっているステンシルの練習用として遊んでいたものになります。
Printstarの7.4oz ヘビーオンスTシャツ
今回、ステンシルのキャンバスとして採用するのは
様々なブランドがTシャツのボディに採用しているPrintstarの、
その中でも最も肉厚でヘビーな7.4オンスのTシャツボディ。
ネックも頑丈な二本針縫製でしっかりしています。
このTシャツボディは、昨年のLocal Garage Cultureに出店した時に、店頭でステンシルカスタム体験として使っていたものの在庫を引っ張ってきました。
この前面いっぱいに一点一点、ステンシルで描かせて頂きます。
そして首裏にAiiRO DENIM WORKSのレーヨン・織りネームを縫い付けさせて頂きます。
また、裾横には、ステンシルカスタム専用レーベルとして制作した「STCL」の不滅インキネームをつけさせて頂きます。
ステンシルプリント
今回、1点1点、ステンシルを使ってスプレーでデザインを描いていきます。
デザイン自体はシンプルに見えますが、この作品のために6つの版を使い、それぞれの型抜きにスプレーを重ね、乾燥させ、を繰り返していきます。
今朝からサンプルを作っていましたが、1点仕上げるのになかなか手間隙がかかります。
今回のサンプル作成で使ったスプレーは、ストリート・グラフィティ界ではポピュラーなMontanaのスプレーを使っていますが、販売するものに採用するかはまだ未定。
Tシャツボディの上に、ハンドカットしたステンシルをおいて、ボルトなどでおさえて、プシュっとスプレーをしていきます。
何個も版を重ねて、繰り返していきます。
そのため、特にペイントを重ねた部分はインクの厚みが出てしまうので、
通常のインクジェットのプリントと比べると通気性は損なわれます。
ちょっとずつ、
ちょっとずつ。
濃淡のグラデーションになることも計算しながら、慎重にスプレーを吹き付けていきます。
今回、被災地で被災された方々への想いを胸に。
ただ、この製法の特性上、どうしてもスプレー・ペンキの跳びが出てきます。
例えば、こんな感じ。
真ん中に、黒スプレーの跳びが見られます。
ステンシルペイントの魅力は、インクジェットやシルクスクリーンのプリント技法とは違い、
作品に大きくムラとランダム性が現れる「ライブ感」にあります。
スプレーのハミ出し、インクの垂れなども含め、一点一点の風合いが違うことこそがステンシルのカッコよさであり、わざわざ面倒なステンシルで表現することの意義です。
実際にお届けできるのは、この写真のサンプルより綺麗になるかも知れませんし、雑になるかも知れません…
それも良さだと感じていただける方のみ、ご購入をご検討ください。
価格と募金について
販売価格は今回、4,000円(+税)の特別価格で提供させて頂きます。
そして、この販売金額の内、2,000円をYahoo基金(または楽天クラッチ募金)に、微力ながら寄付させていただきます。
オンラインストアで明日から、購入できるよう準備します。
今から制作に入るので納期は7月中を予定していますが、生産能力に限界がありますので、各サイズ、数量を限らせていただきますこと、ご了承ください。
被災地の皆様を想いながら、一点一点、心を込めて、制作させていただきます。
ご賛同いただける方、どうぞ宜しくお願いいたします。
→ AiiRO DENIM WORKS Online Store [チャリティーTシャツ]
本日もご一読、ありがとうございました。
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