こんにちは、インディです。
アメカジ雑誌の中でも頻繁に生活雑貨としてよく出てくるのが、「ファイヤーキング」のマグカップ。
「一つは持ってる」って方も多いかもしれません。
目次
アンカーホッキング社のブランド「Fire-King」
ミルク色のマグカップ「ファイヤーキング」は元USメイド。
この「ファイヤーキング」とは、アメリカのアンカーホッキング社の耐熱ガラスのブランド名です(社名ではありません)。
そして最も有名なこの半透明色のミルクガラス製品は1941~86年の間、アメリカ国内で生産され、
アメリカの食卓に並んでいました。
しかし、1986年を持ってアメリカでの生産は終了。
尚、アンカーホッキング社は現在もあります。
この独特の半透明のミルク色耐熱ガラスに、
過去数えきれないほどのプリントや企業ロゴデザインの物が世に出ていたため、
コレクターが多い商品であることは皆さんもご存知の通り。
アメリカでの生産終了から実に30年以上経った今も、主にアメリカと日本でアンティーク雑貨として人気を博しています。
未使用のステッカー付きヴィンテージには高い値段がつくほど。
フラットヘッドの小林社長もコレクターの一人として良く雑誌に登場されますよね。
ファイヤーキング・ジャパンの設立
そんな30年以上前のヴィンテージのファイヤーキングを扱うお店もたくさんありますが、
今、時を経て、2011年に設立されたファイヤーキングジャパン(Fire-King Japan)の下で、
日本のガラス職人の手によりハンドメイドで生産が復活しているのです。
つまり、Fire-Kingの現行品は、正真正銘「メイドインジャパン」なのです。
よって、底部にはこのように、MADE IN JAPANのスタンプが入っています。
ファイヤーキング・ジャパンのお膝元「深川」のマップデザイン
ファイヤーキング・ジャパンは、東京の下町「深川」にオフィスを構えています。
その繋がりで、「深川マップ」と呼ばれるモデルをネット限定で販売しています。
深川の有名なショップや観光地をカップ全面にイラストで表現したもの。
イラストレーター寺田晶子氏によるデザインとのことです。
先日、深川を歩いていて見かけたのですが、アメリカ生まれのファイヤーキングが、
日本の下町のデザインをまとって販売されているのがシュールに思えて・・・
メイドインジャパンのカップ+日本の下町イラストというコンビネーション。
将来、アメリカのコレクター内でレア化する要素、ありますね。
大変興味をそそられました。
ファイヤーキング「深川マップ」はこちら。
https://fireking-japan.com/feature/fukagawamap
コップひとつに3,000円以上と、決して安くはありませんし、種類も多くはありませんが、
レプリカ系ジーンズと同じで当時と同じものを復刻する、日本人の職人魂がこもった食器類。
ぜひ、HPで見てみてはいかがでしょうか?
本日もご一読、ありがとうございました。
ぜひTwitterもフォローください。
コメントを残す