ジャパンデニムブランドの将来への危惧

ジャパンジーンズブランドの将来
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こんにちは、インディです。

昨年末、私が大好きな某有名アメカジ雑誌の編集長の方とご縁があり、

なんと!日本で焼肉にご一緒する機会を作っていただきました(^^)

様々なアメカジ関連の話に花が咲いた、私にとって至極の時間だったのですが、

その席上で出た話の中で印象的だったトピックスに、「アメカジ業界の将来への危惧」という話題がありました。

目次

ジャパンデニムブランドの抱える悩みとは?

作り手=プロデューサーの顔が見えるブランディング

今、色落ちやそのクオリティにこだわるジャパンジーンズブランドの多くは、強烈なキャラクターを持つオーナー・代表者がそれぞれのブランドのブランディングを担っています。

EVISUなら、山根さん。

フルカウントなら、辻田さん。

サムライジーンズなら、野上さん。

リゾルトなら、林さん。

フェローズなら、志村さん。

フラットヘッドなら、小林さん。

ウエアハウスなら、塩谷さん。

世間が「アメリカへの憧れ」に溢れた青春時代を過ごし、レプリカジーンズの時代をゼロから作り上げてきた彼らの言葉、企画する商品とその拘りには説得力があります。

頻繁に雑誌にも登場する彼らが、今のジャパンジーンズの顔であり、カリスマです

カリスマが抜けた後、ブランドはやっていけるのか?

ではもし…

そのカリスマ達が何かしらの理由で抜ける、辞める、いなくなるようなことがあった場合、そのブランドはどうやって継続していくのか??

これまでと同じ物作りができるのか?

これまでのファンはついてくるのか?

答えは「No」ではないでしょうか。

いわば後継者の問題ともいるのでしょうが、多くのブランドが少なからずこれらの悩みを抱えているということです

これが、その某編集者さんの懸念する「アメカジ業界の将来への危惧」

確かに、各ブランドとその代表の方って、なんかイメージが完全に紐づいていますよねぇ。

ブランドのコンセプトでしっかり売っているブランドは?

一方で、強烈なカリスマを出すわけではなく、ブランドのコンセプトをしっかり据えてブランディングいるところといえば、リアルマッコイズ桃太郎ジーンズかなぁと思います。

リアルマッコイズ

カリスマが変わり、新しい後継者の元で花開くブランドなんかもあるでしょうね。

今から20年後の日本のアメカジ業界、どうなっているでしょうか。

私としては、作り手・企画者の顔が見えた方がそのブランドや商品への思い入れが高まり、好きなのですが…

カリスマ・作り手の顔が見えるブランドと、カリスマに頼らずコンセプトをしっかり据えたブランド。

皆さんはどっち派ですか?

本日もご一読、ありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。