こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
岡山にある、ジーンズのリペア&リメイク工房の『hands-on(ハンズオン)』。
その工房の代表が、ヴィンテージを始めとする様々なジーンズを、時にはリペアで再生し、時にはリメイクとして高い縫製技術でアートな別作品を作り上げる、デニム職人の山口さん。
ヴィンテージジーンズ好きが興じて、毎日ジーンズに触れることを仕事にした、生粋のデニムマンです。
このhands-onの山口さんを知ったのは、皆さんご存知のアメカジブログの雄、denimbaさんの記事の中でのご紹介から。
それまで「リメイク」の世界に全く無関心だったのですが、知れば「技術」と「センス」が支配する職人の世界であり、デニムの別角度からの楽しみ方に気づかせて頂きました。
このhands-onさんはリペア&リメイクだけでなく、ご自身で『hands-on』名義のオリジナルジーンズもこれまで何度か仕立てられてまして、その『hands-on』名義の第3弾である501XX・1902年モデルの制作日記の面白さに惹かれたことをきっかけに、今でもずっとブログを拝見しています。
とにかく、その専門性に溢れた日記の内容が私にとって大変面白く、普段雑誌でも見かけないような物作りのコダワリが「見える化」されたその記事の内容に夢中になりました。
そして何を隠そう、先日の『8DC-46SP』の監修になって頂いたヴィンテージコレクター・角井聡氏を知ったのは、そのhands-onの501XX・1902年モデルの制作日記がきっかけでした。
hands-onさんは、マニアックなウンチクも素人相手にわかりやすくご説明されるのがお上手。いつも勉強させて頂いております。
このブログの今の活動も紐解いていけば、denimbaさんがいて、hands-onさんがいたことがきっかけになっています。ご両名、勝手に師匠と思っております(笑)
さて。
そんな貴重な学びをいつも与えてくれるhands-onさんですが、このほど『hands-on』名義のオリジナルジーンズ第4弾を作られて、現在予約受付中(※すでに終了)になっています。
その名は、【S66】と【S66TP】。
これまでのhands-onオリジナルジーンズの方向性であったヴィンテージ501XXのアーカイブの再現から打って変わって、「大戦モデルのディテールをベースに66シルエットにアレンジ」したモデルとなっており、そのほかの細部もhands-onさんらしいコダワリがいくつも採用されています。
細かいディテールに関しましては、hands-onさんのページに詳しく掲載せれてますのでそちらをご覧ください。
で、このオリジナルジーンズの最も面白いところが、販売時から「テーパード加工」のオプションをつけていること。
「テーパードモデル」ではなく、購入したそのジーンズをそのまま「テーパード加工」するっていう、リメイクのアプローチを取り入れているんです。「リペア・リメイク工房」だからこそ出来る、面白い提案ですよね。
今時な細身テーパードにアレンジされた大戦モデル…おもしろい!
リペア・リメイクで2ヶ月待ちと言う超多忙な職人のhands-on 山口さん。どんなヴィンテージが人気なのか、どんなリメイク要望が人気なのか、と言うのを知り尽くし、そのフィードバックから生まれた新しい試みのオリジナルジーンズ。
なかなか尖ってます(^^)
ディテールや経緯を含めた制作日記がやはり面白いので、まだご覧いただいてない方は一度読んでいただくのをおすすめします。
この日記以外でも、実験的な試みや最新情報がFacebookなどでも確認できますよ。
(※追伸)hands-onさんのブログにて、このFacebookでもポストされてたオリジナルの鉄製リベットの日記が更新されてました。
膨大な数のジーンズを見て触って直してきた山口さんによる、新作のオリジナルジーンズ。
予約締め切りは2018年7月1日です。
最近はインスタもマメに更新中なので、宜しければフォローください↓
本日もご一読、ありがとうございました。
[…] こちらをクリック […]