こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
上野のHINOYA(ヒノヤ)さん、今年で創立70周年ということで、様々なブランドとの記念のコラボレーションアイテムをリリースしてきました。
そんな70周年を記念して、桃太郎ジーンズの別注アイテムが限定でリリースされました。
このモデル、これまでアリそうで無かった、ギミック満載の一本。
本日はその内容を見ていきましょう。
目次
ヒノヤ別注 桃太郎ジーンズ【H0105-70】
概要
さて、こちらがヒノヤ70周年記念の別注としてリリースされた、桃太郎ジーンズ【H0105-70】です。
ベースは桃太郎ジーンズの中でも人気のモデル『出陣レーベル・ナローテーパード』。散々、様々なところで別注モデルのベースとしても使われてきたものです。
ただ、今作はその出陣レーベルと、もう一つの桃太郎ジーンズの柱のラインナップである銅丹レーベルがMIXされた内容になっています。
バックスタイルはこんな感じ。
これだけ見ても、情報量が多いルックスしてますね。
それでは、詳細を見てみましょう。
ディテール
使用されているデニムは、桃太郎ジーンズの出陣レーベルで使われている、15.7oz 特濃セルヴィッジデニム。
長きにわたり支持されている生地で、色落ちに定評があります。
そして、コインポケット、ヨーク、バックポケットなど一部の部分には切り返しの形で『14.7oz オールドブルーセルヴィッジデニム』が使用されています。
これは、銅丹レーベルで使用されている生地ですね。
つまり、これ一着で、桃太郎ジーンズの人気の2種類の色落ちを体験できる『一粒で、二度美味しい』仕様になっています。
右ポケットの出陣ペイントは、ヒノヤの別注仕様。
そして、左ポケットには銅丹レーベルで使われている桃ステッチの、ペンキバージョンを採用。
ここでも、2種類のモデルの良いとこ採りになっています。
コインポケットも生地違い。
ピスネーム(タブ)は通常の白。
ちなみに、この出陣ペイントは、これまで何度かヒノヤ別注で使われてきた、紫外線で色
が変わるUVプリントが使われています。
紫外線を浴びる=太陽の素では、ピンクに変化します。
紫に近いピンクですね。
キュートなイラストが入ったスレーキ。
「お供プリント」と呼ばれるもので、桃太郎ジーンズがリリースするボタンダウンシャツなどにも採用されているパターン。
ヒノヤ別注の証の、オリジナルの紙パッチ。
シルエット
人気のナローテーパードということで、太ももはゆとりがあり、裾にかけて絞られた、スマートなシルエットになっています。
バックスタイル。
2種類の生地が使われた切り返しの面白さ、そして2種類のバックポケットのデザインパターン、
これらギミック盛りだくさんなため「見た目にちょっと、うるさくなるかな?」って思いましたが、このように着用サンプルを見る限り決してそうではなく、しっかりまとまりがある一着になっています。
【まとめ】ヒノヤ70周年を記念した、秀作別注。
ということで、ヒノヤ70周年特別企画の桃太郎ジーンズでした。
最近は別注アイテムが以前と比べると各社、少なくなっており、またそれら別注のバリエーションも、どこも似たり寄ったりになり、新鮮味が薄れてきていると感じます。
その中において、今作は「2種類のジーンズの良いところを一つにする」という、これまた良くアリガチなコンセプトながら、ディテールの落とし込みと全体のまとまりを見る限り、出来上がった一着はそんなマンネリ感を感じさせない、秀作。
特に、桃太郎ジーンズをまだ体験したことが無い方は、一粒で二度美味しい今作、検討してみてはいかがでしょうか。
本日もご一読、ありがとうございました。
コメントを残す