こんにちは、インディです。
インディアンジュエリーの彫金をする人の間で、有名な資料があります。
洋書なのですが、「美しい」。
これを読むと、自分で彫金がしたくなります。
そんな人を増やしたいので、紹介します(^^)
『INDIAN JEWELRY MAKING (O.T.Branson著)』
この書籍の面白いのは、一見すると、カタログかな?と思える写真中心の誌面なのですけど、
実は1ページの中に、一つのジュエリーアイテムの制作工程をまとめて掲載しているのです。
上の写真で言えば、左ページはターコイズ付きシルバーバングル。
右ページはタガネでスタンプ装飾を施すシルバーバングル。
どの工具を使い、どの順番で、どうやって作っていくと、こうなるよ、みたいな。
私たちが良く見る ”How to”本とはちょっと違う。
ぶっちゃけ、作り方は分かり難いけど、資料として見た目が美しい。
日本で出版される各種How to 本は、写真が多く丁寧にわかりやすく、さすが。
洋書のHow to本は比較的文字中心なので、ある程度イマジネーションを働かさなければならないことが多い印象です。
↑この書籍はむしろ写真ばっかり。どう見てもカタログ(^^)
でも、実際には小さい文字で説明し補足されています。
全体の彫金の内容としては、彫金の経験者で中級者向けかと思います。
しかし、様々なインディアンジュエリーの作り方が掲載されてるので、インディアンジュエリー好きな方は資料として眺めていても楽しめます。
そして、これを読むと、近所の彫金教室をネットで検索したくなることでしょう。。。
後半には、彫金台と呼ばれる木製の机の作り方もご丁寧に書いてある。。。
店で買うと結構高いんですよ、この彫金台。
時間がある人は、ホームセンターで資材を買って安く彫金台のDIY出来るねー。
こんなことまで書かれている本は日本には無いはず。故にこの書籍が彫金師の間で有名なのでしょう。
尚、この書籍の元値は24.95 USドル。
日本の書店で取り扱いが通常は無いので、並行輸入やらなんやらで買うと
5,000円くらいする代物。。。
需要が少ない部類の書籍でしょうから、仕方ありません。
本としては安くありませんが、5,000円そこらで長く付き合える新しい趣味を見つけられるのなら安いもんだと思ったりもします。
洋書ってこともあり、趣味部屋に置いてあってもかっこいい。
本日もご一読、ありがとうございました。
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