こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
国内に自社縫製工場を持ち、こだわりとアイデアに溢れ、質がよく、耐久性があるプロダクトを作り出す、本物の職人集団。
いずれアメカジの中でも重要なブランドの1つなると確信を持っている「Jackman(ジャックマン)」。
これまで色々な商品に触れてきましたが、プレーンのTシャツであれほど衝撃を受けたことはありませんでした。
それ以来、どっぷりとJackmanのモノづくりをリスペクトしている、私。
そのJackmanの品質の特徴が分かりやすいプロダクト、【Dotsume T-Shirt】を本日はレビューします。
目次
Jackman 【Dotsume 1/2 Sleeved T-Shirt】レビュー
概要
こちら、本日レビューする【Dotsume H/S T-Shirt】。
私が衝撃を受けたTシャツ【Dotsume T-Shirt】の五分袖バージョンです。
商品名の「Dotsume」=度詰め(ド詰め?)。つまり、目が詰まった生地が特徴のTシャツです。
素材も縫製も、Made in Japan。
ホワイトをはじめカラーバリエーションがありましたが、私はこの「ウォールグレー」を選択。若干カーキっぽい色味。
シルエットはシンプルなボックススタイル。
七分袖ではなく五分袖というのがポイントで、春・夏・秋、多くのシーンで重宝します。
ディテール
このJackmanの【Dotsume T-Shirt】の特徴は、この生地。
とにかく「ヘビー&分厚い」このJackmanが開発した生地は、10年間ヘビロテしてもヘタらなそうな目の詰まった特別な素材になっています。もちろんコットン100%。
写真だけでこの素材の良さを伝えることは難しいのですが…ヘビーオンスのTシャツでありがちな「ただ重くて分厚い」のでは無く、表面はカラッとした手触りで通気性も担保されており、着心地が良いのですよ…。
五感に響く、服。
Jackmanはもともと「タナベメリヤス」という名前で、頑丈さと快適性が高いレベルで要求されるベースボール用のアパレルの国内製造を行っていただけあって、私がこれまで見てきた他のブランドによる「ヴィンテージ衣料の再現」とは全く違うプロセスと哲学で作られています。
そして、この首元。
ぱっと見は「良く見るタイプの首」。2シーズンくらいで“ヘロヘロ”になってくる、あの首元。
しかしこれ、全く別物。
イメージとしてはスウェットの袖のリブの様な感じ?
リブ素材を2つ折りしたもので首元が仕立てられています。
なかなか説明が難しいですが、良くあるTシャツのネックと比べて、ふわっとした厚みがあるの、分かりますか?
このおかげで非常に着心地が良く、しっかり伸びるけどしっかり縮み、何より耐久性があるもの。
このディテールがとっても斬新でした。
この角度で見れば、もう少し分かりやすいでしょうか。このモコっ!ふわっ!とした感じ。
リブが…首元に!
雰囲気のある胸元のポケット。タバコがギリギリ入るくらいの大きさ。
ポケット上部はリブで補強されていて、デザイン上のアクセントにもなっています。
全体がシンプルなだけに、こういう所にセンスを感じます。
胸元のポケットはこの様に袋上になってボディから浮かせて付けられています。これは夏場でも汗でポケットの中のものが湿らない様に工夫されているもので、野球のピッチャーのロジンバック(白い粉が入った袋)を入れるポケットのディテールとのこと。
野球製品をそのルーツにもつJackmanらしいディテール。
裾両サイドのスリット。着用した際のシルエットがシンプルで美しい。
修理保証つき
このJackmanの商品はこれに限らず、「通常の使用で縫製箇所の切れ、ほつれが発生した場合、無償で修繕いたします。」と言う保証が付いています。
ジーンズでは良く聞く謳い文句ですが、この手のシャツのブランドであまり聞いたことがありません。
これが日本国内の自社工場で、職人たちが作り上げるJackmanの品質への自信ということでしょう。
本日レビューした【Dotsume H/S T-Shirt】。
販売価格=10,000円(税別)です。
【まとめ】Jackmanの職人魂を文字通り“肌”で感じる一着。
素材、縫製の良さは当然ながら、細部にも独自のアイデアが見え隠れするJackmanのプロダクト。
ヴィンテージの復刻・再現といった物ばかり見てきた私としては、本物の職人によるモノづくりの新しい可能性を、Tシャツというベーシックなものを通じて教えられた気分です。
私はまだ着用はじめたばかりなのですが、これをヨレヨレになるまで着て、Jackmanの職人魂に応えたいと思います。
こんな良いブランドに出会えることは、喜び。
最近はインスタもマメに更新中なので、宜しければフォローください↓
本日もご一読、ありがとうございました。
コメントを残す