こんにちは、インディです。
なんか、以前も同じようなことを呟いた気がしますが、
「どうにも、使いにくい」
・・・何かと言うと、コインポケットのこと。
指入れ口が狭い。
設置場所が上すぎて、4cm幅のベルトをしたら、指入れるのがめちゃシンドイ。
ZIPPOなどの物を入れておくと、座った時に腹に押し付けられて痛い。
・・・私はそう感じるのですが、皆さんは如何でしょう?
もともと、コインポケットと呼ばれる、ジーンズのこの小さいポケットは、
1890年代のリーバイスから確認できている仕様です。
当時は懐中時計を入れるためのポケットであったことから、「ウォッチポケット」と呼ばれていました。(大戦後はコインポケットと呼ばれる)
当時はまだ「ベルト」をする習慣がなく、サスペンダー仕様のジーンズだったから良かったものの、
1920年代に入り、ベルトが普及すると、ベルトループが取り付けられるように。
その時、誰か思わなかったのかなぁ。
「あれ?ベルトすると、このコインポケット、使いにくいよね?」
「指、入れにくくない? 物、取り出しにくく無い?」って。
1890年代のモデルよりも多少、設置位置が下に調整されましたが、
太めのベルトと干渉しがちな状況は変わらず。
その日から、約100年経った、現在。。。
今でも、多くのブランドが100年前のリーバイスにならって、
ほぼ同じ位置・ほぼ同じサイズのコインポケットを採用しているのが、ふと不思議に思ってしまって。 (レプリカとかでは無い現行品でも・・・)
今となっては「実用性」よりも「装飾」の意味合いしか無いのだろうと理解してますが、
そんな使いもしない、目立ちもしないコインポケットの生地の裏を店先でぺろっとめくって、
「耳付きか?」なんてチェックしてる自分に、ちょっと笑ってしまった・・・(^^)
本日もご一読、ありがとうございました。
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