こんにちは、インディです。
オリジナルジーンズのスレーキに、ジーンズ作りに対するメッセージを入れたい!
ということで、そのスレーキのスタンプデザイン、先日作りました。↓
そのスタンプの実物が完成してきましたので、
それを今回、サンプルジーンズのスレーキに実際に「スタンプ」してみたいと思います。
目次
スレーキのデザイン
特注のスタンプ発注
こんな感じでできました。
私が作って納品したデータを元に、
おそらくコンピューター制御のレーザーカッターでゴム版削っているので、データと全く同じ印面で出来ています。
サイズは10cm×10cm。特注サイズになったので、制作費はちょっと高くつきました。
これで1万円くらい。
タート(TAT)インキを使う
これを使ってスレーキにハンコするので、繰り返し洗濯しても落ちないインクを使う必要があります。
で、今回使うのはこちら。
これまで「不滅インキ」と呼んでましたが、このインクを作っているシャチハタさんが「タート(TAT)インキ」という商品ブランド名で現在は販売しています。
まずは、試し押し
まずは紙に試し押し。
作ったスタンプのサイズ(10cm×10cm)が大きいので、全体に満遍なくインクをつけるのが難しいことに気がつきました。
次の本番ではこの点に気をつけて進めていきます。
では、スレーキに押してみましょう。
ジーンズのスレーキにスタンプする
今回、キャンバスとなるのは左側ポケットのスレーキ。
ここにぴったり収まるサイズにスタンプを発注しているので、
ここにズレないように慎重に押していきます。
試し押しで見えた反省点を元に、インクをしっかり隅々まで行き渡らせたスタンプの印面。
下にはラバーマットを敷き、平らにした上で、力強くプレス!!
そして・・・
そ〜っと、あげる。
すると・・・
ちょwww・・・
肝心のイラスト部分が空白になってしまうという失敗・・・
やっちまった・・・
ラバーマットを引いて土台を平らにしたつもりでしたが、
ジーンズのボタンフライの部分などの凹凸がラバーマットを弛ませてしまい、
ちょうどこの絵のところがしっかりプレス出来ていない状態でした。
もう取り返しがつきません・・・。
予定外でしたが、反対側(右側)のスレーキに、再度テストして押してみることに。
それが、コレ↓
よし! 絵の部分はしっかり押せている!
だが・・・よーく見ると・・・
ちょwww
今度は上のブランド名が、消えている失態。
土台のラバーマットが印面からずれてしまったのが原因。
痛恨の連続ミス。
結果・・・
失敗スタンプが左右に押さられた、サンプルジーンズ。
このスレーキに、はっきりとした印面を押すことが目的ではないですが、ちょっと失敗しすぎた。
反省点
大きめの印面のスタンプを使う場合、
土台がしっかり平らであることが綺麗にスタンプ出来る条件です。
ところが今回はジーンズという、すでに凹凸のある形状になった状態のものにスタンプすることに失敗の原因がありました。
よってオリジナルジーンズの量産時には、
スレーキをポケットに縫い付ける前の状態で、縫製工場さんの方で押してもらうのが良い、という結論です。
小さめのサイズのスタンプであれば、完成後に自分で押すのは現実的だと思いますが。
もしみなさんがこれを参考に、はっきりと印面のデザインを出したいのであれば、
スタンプではなく、シルクスクリーンのプリントが良いでしょうね。
今回のお試しスタンプでは押し方に失敗しましたが、
このスタンプは洗濯を繰り返すことで、カッコよく、かすれる経年変化を見せていくことでしょう。
私がこのサードウェーブジーンズにかける思いを込めたメッセージとともに、
このオリジナルジーンスの育成を、多くの方に楽しんでいただければ幸いです。
本日もご一読、ありがとうございました。
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