こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
ジョン・万次郎。
学校の歴史の授業で学んだことはあるけど、ほとんどの人が“詳しく知らない人物”の筆頭格。
かく言う私も、漁師で、ある日海で遭難したところをアメリカの捕鯨船に助けられ、その後アメリカに行って、帰ってきた、という程度の知識。
調べてみると、遭難当時まだ14歳だったとか、捕鯨船に助けられるまで無人島で4ヶ月以上生き延びたとか、「ABCの歌」を日本に持ち込んだ人物だったとか、驚きのエピソードが多数あり興味深い…。
そんなジョン万次郎先生の故郷である高知県「ジョン万次郎資料館」のリニューアルオープンに合わせて、とんでないスペシャルプロジェクトが始まるそうです。
その名も、「ジョン万デニム」。
本日はその概要を見てみましょう。
目次
ジョン万次郎デニム by ウエアハウス+ベルベルジン
なぜジョン万次郎のデニムなのか?
ジョン万次郎はアメリカに渡航後も捕鯨船と共に過ごしたのですが、10年ほど経った頃に日本へ帰国する決意をします。
そのためには資金が必要だったわけですが、その頃カリフォルニア州ではご存知ゴールドラッシュが始まっていた頃=(1849年=Fourty Ninersと呼ばれています)。
そこでジョン万次郎は捕鯨船の仕事を辞め、砂金を採掘することで日本への帰国用の資金を貯めることにしたと言います。
そう、ジョン万次郎は、ガチでこのゴールドラッシュの時代に金を取っていた日本人だったのです。
記録によると、その金の採掘の際にジョン万次郎はワーカー向けのパンツ・ジャケット・ベストのスリーピースを着用していたそうです。
そして、資金が貯まり、帰国する際にはデニム生地を日本へ持って帰ったとも。
このストーリーを元に、今回ベルベルジンのディレクター藤原氏監修の元、歴史的史実を踏まえて当時のジーンズのディティールや生地をイメージし、ウエアハウスと共に作られるのが「ジョン万デニム」というわけです。
大河ドラマ並みに壮大なスケールの予感。。。
これまでよく見聞きしてきた「コラボ」とかとは一線を画していますね。
ディテールは?
(※2018年3月13日追記)
ベルトループ+サスペンダーボタン+シンチバックのスタイルになるようです。
後身頃が特徴的で、右側は通常ポケット、左側は隠しポケット+現代的に細身のアレンジが施されているという情報が入っています。
最終的にはどんな姿を見せてくれるでしょうか。
考えるだけで、ワクワクします。
争奪戦必至?どうやって買える?超限定での販売
このジョン万次郎ジーンズ(ジョン万ジーンズ)、限定本数はジョン万次郎没後120年にちなんで「120本限定」とのこと。
4月22日にジョン万資料館で開幕する『ジョン万デニム展』で展示される予定とのこと。
気になる購入方法は、4月21日正午から、(高知)市観光協会(問い合わせ先:0880-82-1212)が受付するそうです。
価格は3万円台を予定。
完全受注生産ということで、この機会を逃すともう買えない代物でしょう(再販されなければ)。
【まとめ】期待高まるコラボレーション
ベルベルジンの藤原さんはヴィンテージに非常に造詣深い方であり、ウエアハウスの物作りへのこだわりは言わずもがな。
彼らがタッグを組んで独自の歴史考証を踏まえて完成させる「レプリカ」ではない「オリジナルジーンズ」=ジョン万次郎ジーンズ。
今年一番の「事件」かもしれません!
その一本のクオリティへの期待が高まりますし、何より、これがきっかけで「ジョン万次郎」という歴史上の人物のことが世界のデニムファンに発信されるいうのが何より同じ日本人として誇らしい。
いずれにせよ、詳細の続報を待ちましょう。
アップデートがあれば、この記事を随時更新していきますので。
ジョン万次郎資料館(旧ジョン万ハウス)
開館時間:8時30分~17時
入館料: 大人400円、 小中学生200円(団体=15名以上同一入場は2割引)
定休日:無 ※2017.10.1~2018.3.31改装の為閉館 2018.4.1~オープン予定
住所:高知県土佐清水市養老303
今日の一枚
近くの公園
本日もご一読、ありがとうございました。
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