こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
以前、ご紹介した「ジョン万デニム」。
ジョン万次郎没後120年、および高知にある「ジョン万資料館」のリニューアルオープンに合わせ、ベルベルジンの藤原氏監修&ウエアハウス制作という強力タッグの元、今年4月に「120本限定」で予約販売されたお宝ジーンズです。
発売は今年2018年4月21日だったのですが、ギリギリまで販売方法の情報が定まっていないとか、スペック詳細が明らかになっていないなどヤキモキした状態になってて、私もフォロワーの皆さまと「どこで買う?どうやって買う?」などの情報交換をさせていただき、なんとか購入に至った次第(まだ手元に届いてませんが)。
あの予約販売終了から、3ヶ月…。
ここへ来て、公式によるこのジョン万デニムの資料や情報が雑誌やウェブで増えております。
…
……
そういう情報、先に欲しかった(爆)
私も含め、詳細がぼんやりとしか分からんけど取り敢えず買った、という人が多いハズ…
目立つところで言えば、CLUTCHやライトニングなどの雑誌ではページが割かれているので見られた方も多いでしょう。
そしてウエアハウスのプレス、藤木さんのブログでは「ジョンマンデニムメイキングストーリー」と題し、企画開始の経緯から時代考証を元にしたスペックまで、順を追って掲載されています。
このストーリー、読む価値アリです!
たくさんの歴史的資料を元に、ヴィンテージのプロが集まって「ジョン万次郎がゴールデンラッシュを経験し、帰国時に持ち帰ったミシンとデニム生地でジーンズを作っていたら…」という「if」に基づいて制作する、このプロジェクト。
正解がないからこそ、面白い。
ヴィンテージデニムカルチャーを背負うウエアハウスとベルベルジンという両者が自由に、しかし探究心と職人魂を詰めこんだ、日本らしいロマンある物作りの様子が「ジョンマンデニムメイキングストーリー」と題したブログ記事から垣間見れます。
正解がないものを、考えて作るのは難しいですよね。
しかし、実際に1800年代〜1970年代のヴィンテージを数多く見て来た両者だからこそ、説得力のあるモノになっています。
しかしコレ、予約発売が終わって随分経ってから、雑誌やウェブで詳細情報を展開という、後出しスタイル…。発売前にこのような詳細情報やバックストーリーの記事があったら、もっと熾烈な争奪戦が繰り広げられてた事でしょう。
ゲットできた方にとっては、結果それで良かったとも言えるかも知れませんが(笑)
これは良くある「限定数で企画されたジーンズ」を売っているプロジェクトではありません。
プロジェクトの本質は、ジョン万次郎という男の生き様と、彼を想いながらジーンズ制作に賭けた男たちのストーリーを売っているもの。
このストーリーに類似のものは無く、プライスレス。
他の人、他のアメカジブランドに真似できるものでは無く、極端に言えばジーンズのオリジナルである「リーバイス」ですら真似できない「ストーリー」なのです。
だから、非常に価値がある取り組みでした。
限定にしておくには、ちょっと勿体無いプロジェクトのような気もしますね…。
この度はご購入できた方、おめでとうございました。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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