こんにちは、インディです。
先日訪れた岡山県・児島の「下の町エリア」。
ベティスミスが運営するジーンズミュージアムや見学可能な工場など、ジーンズファンなら楽しめる施設が集まっており、児島ではジーンズストリートと並んで人気のあるエリアです。
そのエリアに、ジーンズミュージアムの2号館と呼ばれる施設があります。
それが「国産ジーンズ館」。
名前の通り、日本におけるジーンズの歴史や、日本でのジーンズのものづくりの技術に関する展示が中心の資料館です。
いくつか写真を撮ってきたので、シェアします。
目次
ジーンズミュージアム2号館『国産ジーンズ館』
施設と展示内容
この国産ジーンズ館は、ジーンズミュージアムのすぐ目の前にあります。
この一角はベティスミスの工場、店舗、ミュージアムが集まっている場所になっていますね。
全て歩いて散策可能ですが、ちょっと駅から遠い。
入り口には謎の木製トーテムポール。
中は結構広いのです。1号館の4倍くらいの敷地。
入ってすぐに目につくのは、加工モデルに関する展示。
ジーンズの古着加工技術を生み出したのは、日本。
その日本のジーンズ生産のメッカ=児島ですからね。
その加工に使う実際のドラムや軽石など、普段目にすることのない貴重な設備がどどーんと展示。
ドラム、かなりでかい!!
そらそうですよね、一度に大量に加工するわけですから。
デニム生地にパターンを落とし込み、裁断する。。。展示。
パズルみたいに、「パターンを自分で配置してみよう」っていうのがあって、ちょっと面白い。
縫製箇所に合わせた用途の、たくさんの種類の、たくさんのミシンが展示されてました。
ミシンの前に「縫い子さんになりきってみよう」という写真スポットがありましたが、
一人ボッチで訪れた私には、なりきり写真が撮れませんでした。
これはバックポケットを自動で縫製しちゃう機械。
展示はされてますが、動いているわけではありません。
国産ジーンズのヒストリーゾーンが充実してました。
ビックジョンやボブソンのジーンズも彼らの歴史と共に展示されてました。
ビッグジョンも、ボブソンも、発祥はこの岡山であり、今の国産ジーンズの礎を築いてきたメーカーさんです。
80年代のポスターなんかもたくさん飾ってあって、ノスタルジーな気持ちになってしまいました。
尚、このジーンズ館の中では、普通に制作作業をされているスタッフさんの姿を見ることもできます。
デニムのUSED加工体験もできる
この2号館「国産ジーンズ館」は資料の展示だけでなく、体験もできます。
ここでは軽石を使ってデニムにアタリを出す「加工体験」。
デニム生地の下にアタリをつける模様を敷き、上から黒板消しみたいな形状の軽石を使って擦っていくと・・・。
こんな感じで、ベティちゃんが浮き出る、と。
実際のUSED加工工場では、この要領で加工モデルのヒゲ出したりしてましたよ、と。
お手頃価格でのデニムストラップ作り体験もあるようです。
総括
普段直接目にすることの無い、製造拠点の児島だから出来る展示品がずらっと見れる、貴重な展示館でした。
1号館であるジーンズミュージアムに寄ったら、ついでにここも寄るしかないでしょうね。
さらに言えば、児島駅で借りれるレンタサイクルを駆使して、
ジーンズストリートと、このジーンズミュージアムのある下の町エリア、
欲張りに全て楽しんじゃってください。
【国産ジーンズ館への地図】
本日もご一読、ありがとうございました。
ぜひTwitterもフォローくださいね。
コメントを残す