こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
突然ですが。
今、「究極のジーンズ」がこの世にあるとすれば、それはどのようなものでしょう?
目次
究極のジーンズについて考える
それは、人気も、希少性も、資産価値もある、全てのジーンズの起源であるヴィンテージのリーバイス501XX(1950年代以前)の未使用デッドストックでしょうか。
ただ、その現存数は限られているため、目にする機会も滅多にありません。
さらに、一般人が手にするには金額的にあまりにもハードルが高く、しかも幸運にも手にすることが出来たとして、その希少性を考えると穿くことは無く、ただ眺めてコレクションするだけに留まるに違いないでしょう。
そうすると、それは多くの方にとって「ジーンズ」では無く、「ジーンズの形をした資産」なのかもしれません。
では、改めて。
「究極のジーンズ」とは何なのか?
その明確な答えはまだ見つけることが出来ませんが、
そんな価値のある時代の501XXの、
膨大な数を研究し尽くし、
当時と同じ縫製設備を使い、
当時の縫製方法を駆使し、
現代に生み出される“気軽に穿ける”ジーンズがあれば・・・今の時代の「究極」の形に限りなく近いのではないでしょうか?
それであれば、世界中で、ここしか無いでしょう。
CONNERS SEWING FACTORY。
現代に究極のジーンズを作り出すCONNERS SEWING FACTORYとONE PIECE OF ROCK
滋賀県・八日市にある、CONNERS SEWING FACTORYの小中氏が縫製する、ONE PIECE OF ROCKの『Sシリーズ』。
閉塞感が漂うアメカジアパレルの中で、突如生まれた異端児。
究極のジーンズを作るため、夢物語と思われる事を次々と実現し、業界の常識を大きく変え、八日市を世界のデニムの聖地へと導くフルスロットル系ファクトリーがCONNERS SEWING FACTORY。
そして、それを作り上げたニードルワークアーティストが小中氏。
縫製に携わる全ての方に、夢を与え続ける男。
彼が作るSシリーズのクオリティたるや、これまでのレプリカ系ジーンズとは次元が違うところにあります。
1本4万円を超える価格のジーンズやジャケットも、リピーターが続出するほど。
昨年は、ウエアハウスとの“異次元究極コラボ”もありましたね…。
そのSシリーズは小中氏一人で全ての制作工程を行い作り上げる事から、量産は出来ない性質のもの。
CONNERS SWEING FACTORYの人気もファン層も拡大の一途を辿ることで、つまりは「オーダー待ち期間が長くなり続ける一方」だったりで、
彼らのものづくりが広く認められた現状をファンの一人として喜ばしいと同時に、手に入れることが困難になっていくじれったさ…。
とそんな、小中氏のSシリーズ。
なんと。
この7月末をもって、オーダーを一旦終了するとのこと。再開は未定。
なぜか?
それは彼らが発信したインスタに、その決断に至る想いが書かれていますので、こちらをお読みください。
ということです。
気になっていた方は、この機会に、滋賀まで行って期限までにオーダーされることをお勧めします。
ジーンズが好きなら、1本は手にしておいた方が良い
私自身、レア感を煽るつもりは一切ありません。
ただ、私が様々なものづくりを見てきた結果、小中氏のSシリーズこそが今作られるジーンズの最高峰だと断言できます。
その最高峰のプロダクトを、何かのご縁でこのブログを読んでいただいている皆様に手にしてもらいたい。
その想いだけなんです。
どれだけたくさんのレプリカジーンズを買っても、最後には、このONE PIECE OF ROCKの『Sシリーズ』が欲しくなりますよ。
だから、手に入れられる、今の内に。
「決して安く無いので、簡単に買えないよー」って方。
とりあえず、深夜バスでも乗り継いで、滋賀・八日市のファクトリーへ見学しに行ってみてください。
「そこ」に、あなたがSシリーズを手にしたくなるか・否か。
その「答え」がありますから。
夢の先はまだ続く
『Sシリーズ』はこのように、今後手に入りにくくなりますが、CONNERS SEWING FACTORYとしてはブレーキを踏むつもりはないらしく、新しい試みが次々と立ち上がるらしい。
66モデルすらも量産では無く一本縫いで商品化予定とのこと。
彼らが思い描く夢の先はまだまだ続くようで、ファンとしても非常に楽しみです。
そして、私は改めて妄想するのです。
本当に『究極のジーンズ』があるとすれば?
それは、CONNERS SEWING FACTORYが、
ホワイトオーク工場のコーンデニムのデッドストック生地を使用し、公式にLevisのLVCを縫製することではないか、と。
私の、夢。
本日もご一読、ありがとうございました。
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