こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
今月、7月26日に、リーバイスとしてはアジア最大級の旗艦店「リーバイス® 原宿 フラッグシップストア」がオープンします。
そのオープンに合わせ、同店舗限定のジーンズ「Leviʼs ® Harajuku Limited Edition 1966 Japan 501® Jeans」が「LVC」からリリースされます。
このジーンズが、かなりのオモシロネタ。
なんと、全ての表記が「日本語化」してる!!
本日はその詳細を見ていきましょう。
目次
Leviʼs ® Harajuku Limited Edition 1966 Japan 501® Jeans(リーバイス原宿限定)
概要
さて、こちらが今回、原宿の新しい旗艦店のオープンを記念して販売される限定アイテム。
「Leviʼs ® Harajuku Limited Edition 1966 Japan 501® Jeans」です。
遠目からパッと見では、どこが特別なのか、ちょっと分かりにくいですね。
では、詳細を見ていきましょう。
ディテール
ベースとなっているのは、LVCの66モデル。ただ、全く同じかというとそうではない様で、今回は通常のLVCの66モデルの様なUSA製ではなく、日本限定モデルということで「日本製」だそうです。
ですので、縫製仕様は若干異なると思われます。
他に何が違うのか?というと・・・副資材が「かなり違う」。
例えば上の写真のイメージの背景になっているギャランティーチケット…全部日本語。
そして、ボタンフライが、カタカナ表記!
このために作ったのか、リーバイス!!!
表記は、「リーバイ・ストラウスアンドコ・エス・エフ・カリ」。
最後の「カリ」ってなんやねん! って思ったら、カリフォルニアのことだった。
そして赤タブ(ピスネーム)もカタカナ表記。新鮮過ぎます。
これ、誰もが脳裏に思い浮かぶと思うのですが…「エヴィスに、寄ってる」。
知らない人が見たら、質の悪い偽物のアイテムの様にも見えたりする・・・ちょっとこれ、普段は穿けないですね、色々な意味で。
いや、なんだろう。
やっぱり偽物臭がする。
もうちょっと、フォントと配置、なんとかならなかったのか。
こちらは非常に驚きました。
見難いですが、なんと銅製リベットの刻印まで、カタカナ表記になっています。
リベットって工業製品のため、作ると何万個単位の発注になるのですが、これ、このためだけに作ったのでしょう。すごい意気込み。
そして、フラッシャーも例に漏れず、日本語表記。
この時点で、このアイテムは着用目的ではなく、コレクション目的となることが確定。
全身日本語のジーンズの仕様と、このフラッシャーがセットになって、初めて意味があるものになる感覚。
これ、買っても、穿けないですね。
尚、価格は6万6,000円(税別)。
限定本数は現時点では未定。
正直、めちゃくちゃ高い部類の限定品ですが、紙パッチ、ピスネーム、ボタン、フラッシャーなどがこの生産ロットのためだけの特注ですので、そのあたりの価格が上代に上乗せされているのでしょう。
【まとめ】2度と買えない限定だが、買う価値があるかどうか?
以上、原宿限定『Leviʼs ® Harajuku Limited Edition 1966 Japan 501® Jeans』でした。
このアイテムを見て、思い出すのが、世界限定501本の『ミラージーンズ』。
この時、将来のヴィンテージ候補とお伝えしましたが、その希少価値から、あっという間にヴィンテージの価格に並んでしまいました。
では、この今回の限定アイテムはどうか?
これに関しては今のところ、正直わかりません。
何本限定でリリースされるか、その本数も発表されていないですからね。
ミラーの時は501本と宣言されてましたし、コーンミルズの左綾デニムのデッドストックを使っているという、唯一無二のストーリー制があり、金輪際生産できない特別なピースでした。
今作は、価格帯(6万6千円)と、販売が同店舗のみであることを考えると、用意されても200~300本くらいかと予想します。
その希少価値はありますが、ミラージーンズとは違って「リピート生産をしようと思えばいつでもできる」性質の商品仕様であることを考える(生地はどこのものか不明・日本国内縫製)と、ミラーほどの価値の上昇は起こらないでしょう。
とはいえ、外人ウケの良い全ディテール・完全日本語表記。
この金額を出すなら、私はヴィンテージを買いたいと思いますが、原宿界隈に訪れる外国人たち(転売ヤー含む)メインで完売するでしょうね。
皆さんは、どうされますか?
<リーバイス® 原宿 フラッグシップストア>
住所:東京都渋谷区神宮前6-16-12(オープン:2019年7月26日)
本日もご一読、ありがとうございました。
久々に面白いネタですね。
僕なら絶対に買わないですね!
たぶん生地は「カイハラ」で縫製は「海外のトルコ」とかじゃないですか!
>アッくまんさん
コメント、ありがとうございます。
生地はカイハラ、縫製もカイハラかな、と思ったりしますが、どうでしょうかね。
それにしても、強気の値段設定ですね。70年代のコーンデニムのデッドストックを使った、とかであればこの値段と釣り合う気がするのですが…。