『ライトニング 2019年8月号 vol.304』特集はダイバーズウォッチ、読み応えのある内容(Lightning/エイ出版)

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

月刊ライトニングの最新号は、「時計」。

それも、「ダイバーズウォッチ」に絞った特集号です。

ライトニングのここ数年の特集テーマは、車とバイク、そしてハウジングが年間のうち半分を占めるという・・・、まぁ広告収入の事情等があるのでしょうが、

古くからの読者が求める内容とマッチしているかと言われれば「???」という状況が続いていました。

しかし。

今年に入ってから読み応えのあるライトニングが帰ってきた、そんな印象を持っています。

今月の誌面もまさにそれ。

ダイバーズウォッチに絞った尖った内容と、膨大な情報量。読んで価値ある、本棚に並べて価値がある、そんな一冊でした。

今日はそんなライトニングをレビューします。

ライトニング 2019年8月号 vol.304

目次

ということで、今回の内容はダイバーズウォッチ。

ロレックスを始め、各ブランドのダイバーズを、アンティークのモデルも含めて膨大なラインナップの紹介・ウンチクが細かく記載されています。

これが実に読み応えがある。

また、時計だけでなく、その交換バンドにもフォーカスされた特集もあり、それらもひっくるめて「(ダイバーズ)時計を所有する」ことを目的とした記事ではなく、「(ダイバーズ)時計の楽しみ方」を提案している感じ。

だから、読んでいるだけでワクワクしちゃって、勝手に所有欲が出てくるという…。

シンプルに、面白い特集でした。

とは言え、特にロレックスを筆頭にラグジュアリー時計ブランドのダイバーズはもはや一般人が簡単に手が出せる値段ではなくなりましたよね。100万円台って・・・。

また、この時計特集以外も、多岐にわたって面白い記事が今月は多かったですよ。

【まとめ】記事を書き、編集するのは、“人”であると気付かされる。

今回の特集であるダイバーズウォッチ。

ありふれたテーマを、ここまで魅力的に掘り下げて仕上げるのはやはり「人の力」に他ならない訳で。

今回の時計特集で主に記事を執筆されているのが、三浦氏(ライトニングの副編集長)なのですが、この方の担当される記事は今月に限らず、毎回私のツボを捉えてきます。本当に良い記事ばかり。

雑誌の記事を読むにおいて、執筆者や写真の撮影者に注目して読む人はそういないと思いますけど…。

まぁ。

結局のところ、雑誌というのは雑誌名がついたプラットフォームに過ぎず、雑誌の中身は記事の集まりであり、その記事を執筆するのも、そのための取材をするのも、写真を撮影をするのも、最終的には「人」。

意図している訳ではないのですが、私は最近「この雑誌だから読む」、というより、「誰々が書いている記事を読みたい」、という考えで雑誌をめくっていたりします。

皆さんも、面白いと感じた記事があったら、ぜひその執筆されている方・写真を撮られている方のお名前を見てみてください。

そういう、読み手の心に残る記事を書かれるエディターがどんどん評価されることになれば、雑誌はもっともっと面白くなると思うんですよね。

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。