こんにちは、インディです。
タイのバンコクで明日開催されるアメカジイベント【PRONTO DENIM CARNIVAL 2017】。
各社の限定アイテムが続々発表されていますが、
その中で、本日はリアルマッコイズのイベント限定モデルをご紹介します。
大戦モデルのアレンジ版。 デニム通は、これ好きでしょうね。
目次
リアルマッコイズ【PRONTO DENIM CARNIVAL 2017】限定アイテム
Real McCoy’s 14.3oz【Lot. 017】
シルエットは、股上に多少余裕がある細身ストレート。
ジョーマッコイのLot.991XHのシルエットを踏襲しているそうです(←Pronto Denimのタイ語のHPを参照しているので、違ったらすみません)。
デニム生地は14.3oz。
リアルマッコイズの大戦モデル「Lot.S003」と同じ生地を採用しているとのこと。
ドーナツボタンやコインポケットの縫製仕様も、リアルマッコイズの大戦モデル「Lot.S003」がベースとなっているようです。
バックポケットの飾りはステッチではなく、ペイント。
いわゆる、リーバイスの1944年代、大戦モデルで見られる仕様ですね。
この仕様は以前のリアルマッコイズでもあった(?)らしいですが、現行モデルには見当たら無いディティールです。
革パッチは「RM」を型押ししたヘアオンハイド(ハラコ)。
尚、リアルマッコイズでは「Lot.002」という品番でこのヘアオンハイド(ハラコ)の「RM」パッチはやってます。
この限定モデルの販売価格は10,900 タイバーツ。日本円で約3万5千円。
総評
大戦モデルの時代背景とは、第二次世界大戦下において物資統制が行われていた時代に、政府の意向でジーンズの縫製やパーツが簡素化されたり、結果として生産タイミングによって仕様が統一されなかったこと。
結果として、リーバイスの大戦モデルと言われるものにも当時の生産現場の都合が反映された、多種多様な「イレギュラー」が存在します。
そういう「イレギュラーが有りだった」時代背景のある「大戦モデル」をモチーフに選び、
リアルマッコイズとジョーマッコイのジーンズの良いディティールを集めたモデルを出してきて、マッコイズの世界観を崩さない形で限定モデルを企画したのが、マッコイズらしいなと思いました。
他のメーカーさんの様に、「限定」っぽさを前面に出した派手なディティールは無いですが、
それゆえにデニム通=玄人に刺さる限定モデルだと思います。
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