こんにちは、インディです。
本日は前回からの続きです。↓
この記事内で進めたデザインで製造できるところを、今回探します。
タイでジュエリー業者に当たってみる。
現在、私は家族と共にタイのバンコクにいる事が多いのですが、
タイという国ではルビーなどの宝石が産出され、また陸続きの近隣国からも各宝石のルースが集まり、宝飾業が盛んな国です。
宝石商の大きなマーケットも街中にあり、ゴールドやシルバーを鋳造してオリジナルのジュエリーを製作くれる業者も問屋街などに行けば容易に見つける事ができます。
ツテは無いので、1日、宝飾問屋街に飛び込みで回りながらシルバーボタンの依頼を持ち込んで見たのですが、受けてくれる業者がなく、あえなく撃沈。
宝飾品=指輪やネックレスのようなものは彼らは得意なのですが、ボタンをシルバーで作るというのは前例がなく、私の依頼ロット数も少ないから「面倒」だったのでしょう。
陸上戦で撃沈、、、それなら次は空中戦だ!
…ということで、ネットで検索して引っかかった、タイのシルバージュエリーのOEM業者に、片っ端から依頼内容をメールすることにしました。
タイのジュエリーOEM業者に依頼メールを送りまくった
ほとんど無視されるんだろうと思いつつも、数打ちゃ当たるはず。
エクセルでこんな感じの依頼内容を添えて。。。
ジーンズのボタンをシルバー925で作りたいんだ。
ボタンサンプルは送る事ができるよ。サイズは下を見てね。
サイズとデザインはこんな感じ。
真ん中は真鍮のストッパーがハマる穴になっているんだ。
高さはこんな感じ。
穴の部分はこんな感じで、サンプルに準じて。
サンプルの鉄ボタンよりも厚みを持たせて。925の文字をスタンプして。
すると、、、その日の内に1社から返信をもらう事ができたのです。
面白そうだね、一度打ち合わせをしませんか、と。
何事も、トライしてみるものですね。
台湾オーナーの工場が依頼を受けてくれることに。
かくして、その1社の本社 兼 ジュエリー工場と打ち合わせの機会を設ける事が出来たのです。
その工場はバンコク郊外にあり、電車やらタクシーやらで中心地から1時間ほどかかる場所。
台湾人オーナーの、設備の整った比較的大きなジュエリー会社でした。
全くツテも実績も無い私ですが、親日だというオーナーさんが直接依頼の話を聞いてくれることになり、私は日本人でよかったと実感(涙)
その後、スタッフを集め(!?)、
シルバーボタンの製造のための技術的なディスカッションをその場で済ませ(!!)、
サンプル製作のための3Dのデータの製作に着手いただけることになりました。
「1週間ほどかかるよ」とのことだけど、いいですよ!急がないので!!
話が早すぎてびっくりの顛末でございました。
この工場とオーナーさんは、改めてご紹介しようと思いますが、
なかなか経験豊富な工場でして、
香港で開催されるジュエリーの展示会に向けてこんなサンプルを作ってる最中でした。
こんなもの出来るのなら、シルバーのボタンくらい簡単に作れるのかもしれません。
次回に続きます。
本日もご一読、ありがとうございました。
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