月刊アイイロ 2018年5月号『大好きなモノに、囲まれるシアワセ』

月刊アイイロ表紙201805
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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

今日から5月。私はメーデーで今日は仕事休み。

4月末は、ゴールデンウィーク前半ということで、稲妻デニムフェスin児島や滋賀県のローカルガレージカルチャーなど、西日本のアメカジファン垂涎のイベントが続きました。

東日本でも、今年は3月にお台場の稲妻フェスが開催ずみ。

ということは、夏を前にして、すでに全国の主要アメカジイベントが終了したということ(´・ω・`)

・・・ってことに気づいてしまいました。

皆さん、今年はどれかイベント、行けましたか?

 

それでは定例の月刊アイイロ2018年5月号、スタートです。

目次

アイイロデニムワークスの1ヶ月

Indy
この1ヶ月間のアイイロデニムワークスの活動を振り返ってみたいと思います。

Vintage Mint Case が完成しました。

ここにたどり着くまで、時間がかかりました。とっかかりから、丸1年です。

ベトナムZIPPOを模した、真鍮製+クロームメッキを施したフリスクケース【VINTAGE MINT CASE】。本当にお待たせしましたが、ようやく完成です。

手にしていただいた皆さんが「大好きなモノ」と言って頂ける作品に仕上がったと思います。

VINTAGE MINT CASE

ご覧の通り、魅せながら保管ができるスリーブケースも作りました。コレクションが楽しめます。実にこのケースの印刷が希望したポジションに出すことができず、結果として数ヶ月、ロスしてしまいました。

日本のメーカーさんで作って頂いたのですが、私が普段日本にいないことでのコミュニケーション不足の弊害が如実に出た例。

サンプルが出来る → その現物の確認が出来ないので写真確認 → 生産 →  現物見たら、やっぱりちょっと違う → やり直してもらう。

今の時代、メール中心のコミュニケーションで多くのことが出来るようになりましたが、特に初めてお取引させて頂く所には、必ず足を運んだ方が良かったのです…当然です。反省。

VINTAGE MINT CASE

本体の方はというと、サンプル版を自身で使い込み、その結果を元にデザインと刻印を微調整してきました。最後の最後で行った微調整がしっくりハマりました。文句なし。本当に、嬉しい。

これがベーシックモデル。

そして、もう一つ、刻印のテストをしていたデザイン。

VINTAGE MINT CASE

実際のベトナムZIPPOの持つ手書き風なイラストの歪みを、デザインデータ上で再現し刻印。

想像を超える、完璧な刻印の出来栄えでして・・・これは文句なく、商品化決定です。

尚、刻印により真鍮の下地が出た部分(写真の黄色の部分)は、使い込むことで酸化していきます。その時に、このアイテムの本来の格好良さが現れます。

VINTAGE MINT CASE

ということで、初回から二型、ご用意します。詳しくは近日のブログにて。

この2つ以外にも、デザインと刻印の見え方についての生産テストを兼ねて、数種類のノベルティを作っていました。この経験により、随分と刻印のノウハウが溜まりましたので、年内にもう1ラインナップ増やしたい所。

現在、お値段を最終調整中です。その後、販売開始します。

オリジナルジーンズ・Cherokeeの在庫が補充完了

Cherokee(CRK-018)

お待たせしていました皆様、すみません。オリジナルジーンズ【Cherokee(チェロキー)】ですが、一部サイズが売り切れになっていましたが、この度、全サイズの在庫補充が完了しました。

Online Storeからご確認ください。

デニムシャツ・ファーストサンプル制作に進行

levis RED denim shirt

デニムシャツの企画は半年前からスタートし、その期間中に溜めたアイデアを盛り込んだファーストサンプルの制作に先月入りました。

ご協力いただいているのは、Cherokeeの生産でもお世話になった岡山・児島のアパレルナンバさん。

ジーンズと同じくらい考察を重ねてここまでたどり着いたのですが、まだ上手く言葉で考察内容がアウトプット出来ないのは、私自身がまだ「デニムシャツ」への理解度が未熟であるということでしょう。

絶対良いものになる!というワクワクと自信があるのですが、同じくらい「見てられない、しょぼいシャツ」になる怖さもあります。

ちょっとチキンで申し訳ないのですけど、ファーストサンプルを手にした上で、どこを、何のために、どうしたか、というのをマイペースに書いていきたいと思います。

パーソナルなこと

Indy
ここでは、私インディの個人的な雑談を書き連ねます。

4月上旬は日本におりました。

momo

日本での滞在終了、非常に濃い1週間でした!

2018-04-10

今年は桜が早咲き・早散りだと聞いていましたが、なんとか地元の三重県で散り際の桜を見れて癒された次第。好きなカメラを持ち、涼風の気持ちいい田舎道を歩く。

ただただ、幸せな時間。

もう10年以上、喧騒の東南アジアで暮らしてきた私の心が、そろそろ癒しが欲しいと耳元で囁いてきました。

最近のヘビロテ

Indy
よく聴いている曲とか。

ドラクエⅢ(by NES BAND)

日々のモチベーションを失いそうな時・・・小学校時代の、毎日感じていたワクワクを取り戻すべく聞くのが、このドラクエ。

ドラクエの曲というより、これを聞いてざわつく聴衆のテンションを見て、私はテンションが上がるので。

話は逸れますが、これを聞くと、人と同じ感動を共有できるっていいなぁ、って思います。

子供に悪影響という理由で、当時テレビゲームを禁止されていたご家庭とかあると思いますが、そのご家庭はこの曲を聞いた感動を共有できないんですよね。

感動を共有できない人は、人に感動を与える仕事はできない。以前勤めていた会社で先輩からよく言われたそんな言葉。

売れてる本、漫画、ゲーム、映画などのエンタメは必ずチェックしろ、と毎日言われました。そこから人の心を動かす勉強が出来るから、と。

私は今、子供を育てている立場ですが、周りで流行っている物は禁止するのではなく、むしろ積極的にやらせてあげたいな、と思うのです。

ZAZEN BOYS「KIMOCHI」

元ナンバーガールの向井秀徳が率いるZAZEN BOYSの尖り方が好き。そのベース・吉田一郎参加のラストライブ音源。優しさと緊張感が混じり合う、感動的なセッション。気分を高揚させたい時に聞いています。

ひと月の厳選トピック

Indy
先月の記事の中から人気のあった厳選トピックです。

歴史的コラボレーションの実現・ウエアハウス&CSF

Warehouse x CSF collaboration Made by CSF

【記事→】語り継がれる伝説を目撃せよ。ジャパンデニム30年の歴史で辿り着いた頂点のジーンズ&ジャケット。【ウエアハウス×CONNERS SEWING FACTORY】

先月のトピックスは、これを抜きでは語れないでしょう。ウエアハウスとCONNERS SEWING FACTORYのコラボレーション。

良くあるブランド同士のダブルネームではなく、大手ブランドが縫製師にフィーチャーした初の例であり、今後のジーンズの新しい扉を開くプロジェクトとなったと思います。

手にできた方、おめでとうございます。

この限定モデルを販売した今年のイベント「L.G.C」は大成功だったようで、ますますジーンズの聖地=「八日市」が浸透していくことでしょう。

もう一人の、ニードルワークアーティスト

CONNERS SEWING FACTORY リニューアルオープン

【記事→】ONE PIECE OF ROCK 409xx M-54と、それを縫製するニードルワークアーティスト『カオル』

またCONNERS SEWING FACTORYネタですが、同ファクトリーのニードルワークアーティストといえば、小中氏。そのCONNERS SEWING FACTORYに在籍するもう一人のアーティスト「カオル」が担当する54モデルがリニューアルし、素晴らしいコストパフォーマンスの仕事を見せていた件。

「縫製師」にフィーチャーするムーブメントをCONNERS SEWING FACTORYが中心となって行っていますが、これはいずれ、世界にもトレンドとして波及していくと私は考えています。

靴ひもに、こだわってみる

All-Cotton Athletic Shoelaces

【記事→】靴紐にこだわれば、スニーカーは変わる。究極のヴィンテージライクな日本製の靴ひも【All-Cotton Athletic Shoelaces】を装着する喜び。

「紐」を題材にした、地味な記事ではありますが…人気が高かったコンテンツです。

靴ひも変えるだけで、1,000円以下で、スニーカーのおしゃれ度がアップする方法。こちらでご紹介した後、サクッと売り切れていたというご報告も頂きましたが、定期的に入荷している見たいです。気になる方は継続チェックが望ましいと思います。

欲しい時に手元にないのが嫌な私は、常にストックしてます。

隠れたヴィンテージデニムの名店

大阪のヴィンテージジーンズショップ「JUKE BOX」

【記事→】ヴィンテージジーンズの保有数…なんと3,000!関西屈指のヴィンテージコレクター角井聡氏とヴィンテージショップ『JUKE BOX(ジュークボックス)』@大阪

なぜ、この場所に??

という疑問が今でも尽きない、大阪の古着屋「JUKE BOX」は、屈指のヴィンテージコレクター角井さんが運営しているショップです。

そのコレクションの厚み・凄みと言ったら、やばいの一言で、これをきっかけに私もヴィンテージジーンズへの興味がふつふつと湧いてきました。

振り返って見れば、私の人生を変えた店・・・になっている可能性もあります。それくらいインパクトがありましたよ。

次号の予定

最近では、メールでメッセージを頂ける方が増えました。こんな私の拙いブログに足を運んでいただいただけでも恐縮なのに、メッセージまで頂けるのは大変嬉しい限りです。

100%ご返答しておりますので、ご提案でも不満でも希望でも・・・ぜひ、メッセージいただければと思います。

あ、それと…一つお願いです。

アメカジが好きで、ジーンズが好きな、ガチなフィットレストレーナー。

どなたかご存知ありませんか?

ご紹介いただければ幸いです。

 

そんなお話とは別に、この5月。

ある「特別なプロジェクト」が、ブログで発表できるかも知れません。

全ては人様のおかげ。感謝。お楽しみに!

 

尚、私事ですが、この5月は本業の業務がMAX忙しい予定でして、ブログはマイペースに更新させていただきますこと、ご了承ください(毎回そう言いながら、結局毎日更新している野郎。)

 

最近はインスタもマメに更新中なので、宜しければフォローください↓ insta

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本日もご一読、ありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。