ONE PIECE OF ROCK デニムジャケット S406XXX [M-37proto] 着用2ヶ月の色落ち(ワンピースオブロック)

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX
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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

ONE PIECE OF ROCKの1st タイプのデニムジャケット、【S406XXX M-37 Prototype】。

one piece of rock Lot M37

ONE PIECE OF ROCKの1st type デニムジャケット S406XXX [M-37 prototype](ワンピースオブロック)

2018-02-03

ほぼ毎日着用し、2ヶ月が経過。

本日はその経年変化の様子をレポートします。

ONE PIECE OF ROCK【S406XXX M-37 Prototype】色落ち

着用2ヶ月目

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

とはいえ、まだ2ヶ月ですし、ワンウォッシュ時から大きく変化した様子はありません。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

全体的にクタりが出て、ようやく体に馴染んで来た実感も出て来ました。リジットのデニムジャケットが体に馴染むのには、着用50日っていうのが目安ですかね。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

CONNERS SEWING FACTORYのニードルワークアーティスト、小中さんの持つ、アイロンを使わない手曲げ縫製の技術。この前面のプリーツはその技術で縫製されていますが、2ヶ月目にしてこの表情です。

不均一に、ふわっと膨らみをが出ています。本物のヴィンテージみたい。これを見て、小中さんが手曲げ縫製にこだわり続ける理由がようやく腑に落ちました。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

ヴィンテージミシンを使ったことで現れるこの前身頃のうねり。 先月よりもさらにうねりが増して来たように思います。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

ピスネームは変わらず。洗濯しないと、ここは流石に変化しないなぁ、と。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

袖に、“私”が刻み込まれ始めました。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

色落ちが始まった、袖。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

バックスタイル。特にすごいのはやはり・・・

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

肩の切り返しのところ。美しい、うねり。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

帯の部分は少しずつアタリが出始めました。

それでも、本格的な色落ちはまだまだこれからですね。

本物はどこを切り取っても絵になる

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

私は写真が趣味の一つということもあり、これまでも色々なアメカジアイテムの写真を撮り続けてきましたが、今回このS406XXXを撮っていて、ふと思い出した言葉があるのです。

「プロのダンサーは、どの瞬間に写真を撮っても絵になる」って言葉。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

私は大学の4年間、ダンスに全てを捧げた青春時代を過ごしました。その時は今みたいに写真はやってませんでしたが、故にこの言葉は良く分かる。

アマチュアのダンスは写真に撮ると、たまに笑ってしまうような「おマヌケ」な表情やポーズの写真が撮れるけど、プロのダンスはどんな瞬間にシャッターを押しても、かっこいい絵になる。

最高のダンサーは、その技術に研鑽を重ねた結果、ダンスの全ての瞬間が完成された芸術になるんです。ちょっとキザな言い回し(笑)? いや、本当なんですよ、これが。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

で、このS406XXXに話を戻すと、このアイテムに関しては、写真を撮る枚数が少ないんです。なぜなら、どこを撮っても「絵になる」から

そこで今回、ハッと気が付いたんです。

ひょっとして本物の商品というのは、ダンサーの写真の例と同じでは無いかと。どこを、どんなアングルで写真を撮っても「かっこいい」「美しい」ってことが起こりうるんだ、と。

見た目は同じデニムジャケットでも、写真を撮っていると他のものとは明らかに違うんですよ。多分これって商品スペックでは無い、別の何か。

ちょっと私のボキャブラリーが少なく、説明が難しいんですが。

One Piece of Rock (ワンピースオブロック)S406XXX

他にも「どこを切り取っても絵になるアイテム」って無いかな? そういう視点で写真を撮り出すと、また面白い。

この考え方はきっと良い商品作りにも活かせると思います。ディテールに研鑽を重ね、積み上げることで、きっとどこから写真を撮ってもかっこいい・美しいアイテムになるのでは無いか、と。

今回、良い気付きが得られました。

今日の記事に、合わせてこちらもどうぞ。

滋賀が世界のデニムの聖地になる理由。ヴィンテージ縫製の世界の頂点『ONE PIECE OF ROCK』【その1】

 

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ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。