こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
ONE PIECE OF ROCKの1st タイプのデニムジャケット、【S406XXX M-37 Prototype】。
ほぼ毎日着用し、2ヶ月が経過。
本日はその経年変化の様子をレポートします。
ONE PIECE OF ROCK【S406XXX M-37 Prototype】色落ち
着用2ヶ月目
とはいえ、まだ2ヶ月ですし、ワンウォッシュ時から大きく変化した様子はありません。
全体的にクタりが出て、ようやく体に馴染んで来た実感も出て来ました。リジットのデニムジャケットが体に馴染むのには、着用50日っていうのが目安ですかね。
CONNERS SEWING FACTORYのニードルワークアーティスト、小中さんの持つ、アイロンを使わない手曲げ縫製の技術。この前面のプリーツはその技術で縫製されていますが、2ヶ月目にしてこの表情です。
不均一に、ふわっと膨らみをが出ています。本物のヴィンテージみたい。これを見て、小中さんが手曲げ縫製にこだわり続ける理由がようやく腑に落ちました。
ヴィンテージミシンを使ったことで現れるこの前身頃のうねり。 先月よりもさらにうねりが増して来たように思います。
ピスネームは変わらず。洗濯しないと、ここは流石に変化しないなぁ、と。
袖に、“私”が刻み込まれ始めました。
色落ちが始まった、袖。
バックスタイル。特にすごいのはやはり・・・
肩の切り返しのところ。美しい、うねり。
帯の部分は少しずつアタリが出始めました。
それでも、本格的な色落ちはまだまだこれからですね。
本物はどこを切り取っても絵になる
私は写真が趣味の一つということもあり、これまでも色々なアメカジアイテムの写真を撮り続けてきましたが、今回このS406XXXを撮っていて、ふと思い出した言葉があるのです。
「プロのダンサーは、どの瞬間に写真を撮っても絵になる」って言葉。
私は大学の4年間、ダンスに全てを捧げた青春時代を過ごしました。その時は今みたいに写真はやってませんでしたが、故にこの言葉は良く分かる。
アマチュアのダンスは写真に撮ると、たまに笑ってしまうような「おマヌケ」な表情やポーズの写真が撮れるけど、プロのダンスはどんな瞬間にシャッターを押しても、かっこいい絵になる。
最高のダンサーは、その技術に研鑽を重ねた結果、ダンスの全ての瞬間が完成された芸術になるんです。ちょっとキザな言い回し(笑)? いや、本当なんですよ、これが。
で、このS406XXXに話を戻すと、このアイテムに関しては、写真を撮る枚数が少ないんです。なぜなら、どこを撮っても「絵になる」から。
そこで今回、ハッと気が付いたんです。
ひょっとして本物の商品というのは、ダンサーの写真の例と同じでは無いかと。どこを、どんなアングルで写真を撮っても「かっこいい」「美しい」ってことが起こりうるんだ、と。
見た目は同じデニムジャケットでも、写真を撮っていると他のものとは明らかに違うんですよ。多分これって商品スペックでは無い、別の何か。
ちょっと私のボキャブラリーが少なく、説明が難しいんですが。
他にも「どこを切り取っても絵になるアイテム」って無いかな? そういう視点で写真を撮り出すと、また面白い。
この考え方はきっと良い商品作りにも活かせると思います。ディテールに研鑽を重ね、積み上げることで、きっとどこから写真を撮ってもかっこいい・美しいアイテムになるのでは無いか、と。
今回、良い気付きが得られました。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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