こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
現在企画を進めている、「サードウェーブ」なオリジナル・デニムシャツ。
今はサンプルの着用テストを進めていますが、本日はその進捗をご覧いただこうと思います。
目次
オリジナル半袖デニムシャツ 経年変化観察(2ヶ月)
こちらが、出来立てほやほやだった頃の、デニムシャツのサンプル。
– Before –
で、着用テスト2ヶ月ほどたった姿が、こちら。
– 2month –
こんな雰囲気になりました。
全体的な色落ちが進んだことにより、2つのデニム生地をコンビで使った箇所が分かりやすくなりました。
ただ今、絶賛悩み中なのが丈の長さ。全体的に0.5cmほど短めに詰めて、7ボタンを6ボタンに変更しようか、このままにしようか・・・。
今の7ボタンのメリットは、若干上品な雰囲気が出るところ。ワークなデニムシャツに7ボタンのミスマッチが気に入っているのですが、通常この手のシャツって6ボタン。
1つボタンが増えるだけで、着用時の手間が増える。それが着用のモチベーションに若干影響するのを私自身が着ながら感じています。
やはり6ボタンかな。。。
バックスタイル。
全体的にクタッとしてきて、当初より着心地もだいぶ柔らかくなり、私の日常のワードローブとしてヘビロテしています。
胸あたりは表情が豊かになってきましたね。まだまだこれから経年変化は進んでいくと思いますが、その様子を見ながらパッカリングの出方に繋がる縫製糸のチョイスやミシンのピッチ(運針数)などは、もう少し詰めていきたいと思います。
正式リリース予定の来年夏までは、まだまだ時間があります。とはいえタイムリミットがあるわけですから、時間ギリギリまで妥協せず、最高のデニムシャツを追い求めていきます。
やはり、縫製糸は30番手(もう一段、細い糸)にした方が、このシャツの雰囲気には合いそう。
袖の耳使い。
通常のデニムシャツでは肩のヨークは当て布にされていますが、製作しているデニムシャツでは巻き縫いで一枚生地を繋いでいます(詳しくはこちらの記事参照)。
これが想定どおりの機能・着心地を実現しておりまして、素直に嬉しいと思うと同時に、モノづくりの考察プロセスに対して自信がつきました。
ポケットの大きさや形も、基本的にはこれで良さそう。
目立つような飾りステッチ入れるなどのデザインを落としこむことも考えていましたが、それよりもこのポケットの形状と縫製仕様をミリ単位で調整することに考察の時間を割いていきたいと思います。
ボタンは変える予定です。
今回のシャツでは、襟の形を重要視していましたが、文句なし。パタンナーさん、よくぞ一発で理想のものを上げていただきました。
ピスネーム。
サンプルでは、オリジナルジーンズのCherokeeで使ったものをそのまま使用しています。
腕のつなぎ部分、もう少し角度を調整しようかと。
そんな感じで、順調に育っております。
まとめ
デニムシャツを作ることになるなんて思って、ブログの立ち上げ当時は思ってもいませんでしたが、一度考え出したらやりたい事がどんどん出てきます。
試行錯誤しながらも作り上げる過程を私自身が最高に楽しんでいますが、その様子が皆さんに少しでも伝われば幸いです。
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