こんにちは、インディです。
ジーンズの内股に長く走るステッチ。
よく「インシームのステッチ」と呼ばれます。
インターロックと呼ばれる縫製で縫われていることが多く、今回のオリジナルプロジェクトのジーンズでもインターロックを採用しますが、
その縫製の糸(色・番手)、そしてその運針数(ピッチ)にこだわることはもちろん、
経年変化後の姿を想像し、
その内側の縫い代(折幅)にもこだわって行きます。
既存のブランドさんでも、ここの設定に5mm~10mmと幅があるのです。
みなさんが履いているジーンズ、どんな感じかな〜?
細ければいい、太ければいい、っていうのではなく、
作り手がここに「どういう意図」を持って作っていくかということですね。
で、この縫い代(折幅)にこだわることで、、、

この内側に出てくるアタリの幅に影響を与えます。
これにデニムの縮率、縫製の糸の番手や運針数が複雑に絡み合い、アタリのマダラ模様が決まってきます。
今回、このインシームの部分には、これに加えて「コバ」の幅もこだわります。
「コバ」っていうのは、ステッチと生地の端っこの長さのこと。
ちょっとマニアックですけど、これがまた、重要だったりするんです。
本日もご一読、ありがとうございました。
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