こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
2016年からイギリス限定でリリースされている、ポールスミス(Paul Smith) x フルカウントのデニムライン。
同製品は日本未展開のため、なかなか手にする術・目にする術は現状ありませんが、その続編となる2018年版がイギリスでリリースされています。
前作は比較的シンプルなスタイルのジーンズとジャケットの展開でしたが、今シーズンは「ポールスミス」らしさが漂う、美しいシルエットとディテールを搭載してきました。
本日はその詳細を見ていきましょう。
目次
Paul Smith x FULLCOUNT(ポールスミス x フルカウント)
13oz Indigo Selvedge Denim Jeans
まずはジーンズ。
こちらは今シーズン、3種あるシルエットのうちの一つである『Classic Fit』。
クラシックと言いつつも、若干テーパードさせたシルエットが美しく、デザイナーブランドらしい佇まいになっています。。
尚、デニム生地はデータだと13oz、ナチュラルインディゴ染めということで、フルカウント製造には違いないのでしょうけど、フルカウントの定番のジンバブエコットンデニムとは違う可能性があります。
フロントはボタンフライ。スレーキにはダブルネーム仕様の特製テキスタイルが採用。
こうやってみると、フルカウントらしさというよりもポールスミスらしさが強い一着。
それでいて作りはフルカウントなのですから、魅力が無いはずありません。
尚、形は3種類。
太めのSlim Standard。
中間シルエットのClassic Fit(そうは言っても細身の部類)。
そして最も細身となるTapered Fit。
余計なディテールが削ぎ落とされた結果、無駄のないシルエットの美しさと(フルカウントの)作りと素材のクオリティが際立つ一着。
これ…良いですね。
価格はそれぞれ160ポンド(日本円で約24,000円)
値段もこなれています。
Resoluteでもそうですが、同じディテールでシルエットが選べるってのはいいですよね。
13oz Selvedge Denim Pleat-Front Jacket
そして前回のコラボモデルから大きくモデルチェンジした2018年バージョンのデニムジャケットがこちら。
前作は2ndモデルがベースでしたが、今作は1stモデルをベースにしつつ、独自のアレンジが加えられています。
プリーツが入った前身頃やイエローとオレンジの2色使いの縫製糸からクラシカルな雰囲気を漂わせつつも、細身&長丈のシルエット、そして要所に見せる遊び心あるディテールが、アメカジブランドにはない独特のスタイルを魅せています。
ヴィンテージのディテールでは勝負しないんだよ、という挑戦状のような、まるでシンプルなダブルネームのパッチが首元に付属。
細部に小技と遊び心が見えるのがこの【Pleat-Front Jacket】の特徴。
肩から肘の部分に三角の切り返しがあり、デザイン性と運動性を高めていて面白い仕様。
また、左胸のポケットはスクエア&縦長な現代的なパーツのパターンに。
そして、そのポケットの下に、さらに見えるコの字型のステッチ。これは…
内ポケット仕様になっているという(^^)
そしてそのポケットの生地もやはり特製のテキスタイル。
このあたり、目立たない遊びが面白いですよね。
価格は295ポンド(日本円で約44,000円)。
【まとめ】デザイナー×ヴィンテージなモノづくりを追求するメーカーの融合はまだまだ面白くなるのでは。
ポールスミスのデザインをもとに、フルカウントが料理したらこうなった、っていう感じの面白いコラボレーション。
今作のポールスミス=「デザイナー」が前に出たデザインを、ワークウエアを追求してきた職人が料理するコラボレーションという点が見所。
また次が楽しみになる、新しい方向性を示したコラボレーションになっています。
とはいえ、日本では買えないのが残念。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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