こんにちは、インディです。
私がジーンズ以外で気に入っているボトムの中に、
ヘラーズカフェのノンパレイルというモデルがあります。
ヘラーズカフェ ノンパレイル(ダック)HC-1
ダック生地の5ポケットパンツになります。
シンチバック付きです。
目立つポケットの形状や、むき出しのリベットなど、ディティールだけを見るとアクの強いモデルなのですが、
着用するとなぜだか非常に綺麗なシルエットとなり、
綺麗め・カジュアルなどトップスを選ばない「超万能」モデルなのです。
ザラつき、硬さのあるダック生地は履きジワが強く残り、また色落ちもするので、
着用時には陰影のある、レトロな雰囲気を作り出してくれます。
デニム地のノンパレイルもありますが、私はこのダック生地のノンパレイルが強くお勧めです。
“スマイル” ポケットの使い勝手が良い
ノンパレイルと言えば、この形状のバックポケットが特徴的です。
スティーブンソン・オーバーオールのジーンズでもよく見られるパターンです。
ヘンテコに見えますが、実際に着用してみると、このポケットが心地よい。
慣れでしょうけど、私は手を入れた時の収まりが良く感じます。
曲線のパターンなので、バックスタイルは若干ルーズな印象になります。
ノンパレイルでは、コインポケット部分にも「スマイル」が使われております。
ただ、これは位置がよろしくない。
なぜかというと、このポケット口がベルトに大きく干渉するのです。
ほら、ベルトループの真ん中くらいの高さのいちに、コインポケット口があるでしょう?
ベルトを装着したら隠れちゃって、機能しないのよ、このポッケ。
とは言え、もともとノンパレイルは1900年以前のメーカーのアーカイブがモチーフであり、
その時代ってサスペンダーを使っていた時だから、ベルトループって当時はなかったのかも。
・・・そんなことは無視して、
機能だけを考えると「コインポケットは絶対にスマイルカットがいい」。
リアルに「コインを入れる派」の私としては、この形状はコインの出し入れがしやすいからです。
形状をほんの少し変えるだけで、実用性が変わる。
面白いですよね。
これらのディティール、今回のオリジナルジーンズのプロジェクトに良い部分は取り入れたいと思っています。
本日もご一読、誠にありがとうございました。
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