タイのアメカジイベント:映画館で開催された前夜祭【PRONTO DENIM CARNIVAL 2017】

PRONTO DENIM CARNIVAL2017
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こんにちは、インディです。

Indy
このブログを初めてご覧になるアメカジファンの皆様には、まずこの人気記事まとめがお勧めです。

今日から2日間に渡り、「PRONTO DENIM CARNIVAL 2017」イベント報告をしたいと思います。

世界のどこかで、日本のデニム業界のモノづくりを理解し、新しいマーケットに広げようとチャレンジしてくれている店舗がある、ということを少しでも感じて貰えれば幸いです。

まずは、こちらの映像をご覧下さい。

『WEAVING SHIBUSA』

縫製工場の映像、各メーカーさんのインタビュー、雑誌社のインタビュー、ヴィンテージショップのインタビューを交えて、日本のデニム制作の現場やこだわり、その職人性に関して、美しい映像でまとめられた1時間ほどのショートムービーです。

そして、これを制作したのがタイのアメカジショップ「PRONTO DENIM」で、

これはそのトレーラー映像なのです。

目次

PRONTO DENIM CARNIVAL 2017 前夜祭

『WEAVING SHIBUSA』の上映会

2017年3月19日(日)に開催されるPRONTO DENIM主催の大型アメカジイベント「DENIM CARNIVAL 2017」の前日の夜に開催された前夜祭。

そこで、PRONTO DENIMが自主制作した『WEAVING SHIBUSA』の上映会が開催されました。

PRONTO DENIMとは?

タイ・バンコクを中心に10店舗展開するアメカジショップ。ほとんどの商品がジャパンアメカジブランド。店内のヴィンテージ装飾の世界観の作り込みも素晴らしく、多くのファンを抱える。タイに高級なセルヴィッチデニムという新しいトレンドを作り出した張本人。

『WEAVING SHIBUSA』と題したこの映像では、

フルカウントの辻田さん、フラットヘッドの小林さん、アイアンハートの原木さん、TCBの井上さん、スティーブンソンオーバーオールの多賀谷さん、原宿マービンズの半沢さん、ベルベルジンの藤原さん、ライトニング・クラッチの松島さん、Japan Blueの眞鍋さんなどが、

自身がジーンズに魅了されたヒストリーや、「日本の職人が、ジーンズ一本に、どれだけコダワって作っているか」というインタビュー、及び現場の映像を編集したものです。

映画、と言うよりもジャパンデニムの「ドキュメンタリー」と言える内容。

当然、これは英語&タイ語の字幕がついて上映されたのですが、

「これをタイで、人を集めて映画館で流すのは相当イカレテル」と、“良い意味”で思いました。

それくらい、日本のデニム生産と業界に特化した内容だったので。

デニム好きの私は大変楽しめましたがね。。。

簡単に、当時の様子をレポート。

格式ある古い映画館で開催:SCALA THEATRE(SIAM)

PRONTO DENIM CARNIVAL2017

開場前。人が集まり出す。

普段この古い映画館に人が集まることが無いようで、近隣の人も「何事か」と立ち止まる。

PRONTO DENIM CARNIVAL2017

夕刻、会場に並び、事前に購入しておいたチケットを受け取る。

私も事前予約していたチケットをゲット。 オサレなチケットです。

PRONTO DENIM CARNIVAL2017 PRONTO DENIM CARNIVAL2017 PRONTO DENIM CARNIVAL2017

会場は『SCALA THEATRE』という、バンコクの中心部にある、古いけど格式ある映画館。

天井が高く装飾がトラディショナル。

PRONTO DENIM CARNIVAL2017

開演直前のロビー。

映画館は今回のイベントのための貸切。つまり、ここにいる人たち全て、日本のデニム業界に関するドキュメンタリームービー『WEAVING SHIBUSA』を見に来ている人・・・。

PRONTO DENIM CARNIVAL2017

会場には日本のアメカジブランド関係者も多く来ていましたよ。

そんな前夜祭でした。

日本の業界が率先して映像を作り、世界に発信してほしい。

PRONTO DENIM CARNIVAL2017

『WEAVING SHIBUSA』の映像の内容としては日本のデニム業界のマニアックな内容ですし、

正直今の「セルビッチデニムのブーム」に飛びついているだけのタイの若者には「興味ない」映像の数々だったかもしれません。

しかし、自主映像を撮り、格式ある映画館を借りきり、若者を集めて上映する。

お金も時間もかかるマーケティングですし、

PRONTO DENIMが扱っている日本製のセルビッチジーンズを、トレンドアイテムとしてではなく、プロダクトの素晴らしさを啓蒙する今回のチャレンジ精神には感服しました。

売れるから売るのではなく、長く売るために、モノづくりの素晴らしさを改めて伝える。

そのために、大体「日本のムック本を翻訳して発売する」とか、考えるんですけど。

映画を作って上映するって言う発想は、やっぱりぶっ飛んでる

驚きなのは、これをやったのがメーカーではなく、「タイのアメカジ店の一つ」。

なんだか、嬉しいですよね。

こういうのって今、日本ではメーカーさんでも出来るところ無いよなぁ、と映像を見ながらしみじみ思いました。

PRONTO DENIM CARNIVAL 2017

ま、メーカーが主導になると、そのメーカーの宣伝になってしまうから面白く無い映像になっちゃうのでしょうけど。

どこかが音頭をとって、ブランドの垣根を超えて、日本のアメカジブランドと生産現場の技術の素晴らしさを国内に伝えるために、何処かがこの『WEAVING SHIBUSA』みたいなドキュメンタリー映像化、やってほしいなぁ。。。

私たちが大好きな日本製のジーパンの良さを理解してくれる人、もっと増えて欲しいですからね。

今回の1時間の映像、ネットで皆が見れるようにしてくれないかなー?

本日もご一読ありがとうございました。

明日は大変熱い1日となった『DENIM CARNIVAL2017』当日の様子をお届けします。

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ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。