こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
中華圏を中心に、海外で着実に存在感を高める中国初のデニムブランド、『RED CLOUD』。
そのRED CLOUDの、ある意味“衝撃”の10周年モデルは、私もマカオへ行ってゲット。そのモデルに関しては以前、皆さんにレポートさせて頂きました。
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しかし、衝撃はこれでは終わらなかった!!
あれから、RED CLOUDでは自社工場へのヴィンテージミシンの設備導入を更に進めているようです。
ひょっとすると、あのCONNERS SEWING FACTORYの対抗馬は、このRED CLOUDになるなんてことも、将来あるかも知れません…。
そんなRED CLOUDが先日、こんなモデルを発表。
うがーーー!
がっつり“アレ”と“コレ”が採用されている、『超レプリカ』!
あの10周年モデルの衝撃よ、再び。
RED CLOUD Lot:423-66。
前回は50年代がモチーフでしたが、コレは66モデルがベースですね。
ちょっと詳細を見てみましょう。
ドドーン。…説明不要。(←この仕様だとおそらく商標の関係で中国以外で販売出来ないのかなと思いますが…)
66らしく、浅めのアーキュエイト。
オマージュとか、真似したとか、そういうのを通り越して「もうコレ本物だろ」とすら感じます。
絶対他が真似できないことを考えると、この時点で「究極」と言って差し支えないでしょう。
これ、ナンチャッテのモノづくりでこの雰囲気は出せない。
紙パッチ。
フロント。
ボタンフライ。
リベットやループ、それらの縫製仕様。
デニムの生地感とか。
いやぁ…ちょっと似過ぎているので、細かいコメントは控えさせて下さい…。
日本でコレを見ることが出来ないのは残念。
【まとめ】ジーンズ作りは新しいステージに入っている。
この赤タブとアーキュエイトステッチのインパクトはともかく…
やはりRED CLOUDの動向はこれからもチェックして行きたいと思います。
彼らのものづくりの姿勢を見ていると、すでに日本のブランドを凌駕している点も見られますからね。
ヴィンテージジーンズの各年代のディテールはこの30年ほどの間に研究し尽くされており、各社がレプリカ系ジーンズを作る上でそれを「再現」していることはもはや当たり前。
その再現をどのプロセスで「表現したか」が求められるステージに突入しています。
そして、その表現に説得力を与えるツールの一つが、当時と同じヴィンテージ・ミシン。
それこそ、そこはCONNERS SEWING FACTORYが道を切り開き、今まで独走してきた世界ですが、先日フルカウントも今年から始まる定番のリニューアルにあたり、縫製は全てヴィンテージミシンを使うと宣言。
RED CLOUDもどんどんヴィンテージミシンを集めている。
そんな事実から推測すると。
近い将来、全ての生産工程でヴィンテージミシンを使うことがレプリカ系デニムの業界では当たり前のようになってくるかもしれません。
そうすると、益々ヴィンテージミシンの値段は高騰していくでしょうね。
そんなことを、RED CLOUDのモデルを見ながら思った次第。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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