こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
レッドウイング、2019年秋冬の新情報がリリースされました。
情報元は、いつもレッドウイング本体よりも情報出しの早い、東京・上野界隈の靴屋さん(^^)。
ワークブーツのイメージが強かったレッドウイングでしたが、ここ数年ブーツの新しいトレンド(ドレス&短靴)を作り出してきました。
それもあり、年に2回の新作の発表は、私の楽しみの一つ。
そんな2019年秋冬新作・・・、注目はなんと、90年代にリリースされたラフアウト・ロガーの限定復刻!
そして新作の2型は、昨年リリースされたスポーツ・オックスフォードの系譜を引き継ぐもの。
本日はそんなレッドウイングの新作を、カタログスペックで見ていきましょう。
目次
レッドウイング・ジャパンに訪れる大きな変革
その2019年の新作を語る前に、レッドウイング・ジャパンに訪れたある変革に触れておく必要があるでしょう。
それは、これまで2005年の創業から長きに渡りレッドウイング・ジャパンを率いた鈴木代表の退任の一報。
鈴木代表は様々なメディアにも登場していますが、これまでワークブーツ一辺倒のレッドウイングのイメージを変えた功労者であり、日本主導の別注や新商品を積極的にリリースし、今のクラッシック&ドレッシー・ブーツのトレンドを作り上げた最重要人物と言っても過言ではないでしょう。
その中で生まれた「ベックマン」は、後世に残る傑作となり、今や世界のレッドウイングファンは、ジャパンの展開を中心にウォッチする状況。
それを創り上げた鈴木代表の退任により、今後のレッドウイング・ジャパンの展開に影響がないはずがありません。
ファンとしては残念ではありますが、
それ以上に、レッドウイング=アイリッシュセッターやエンジニアのイメージしか無かった我々に、ここまでレッドウイングブーツの魅力、いや、ブーツの新しい楽しみ方を教えていただき、感謝としか言いようがありません。
尚、鈴木氏はその後、「ブーツのミカタ」を立ち上げ、引き続きブーツに携わる活動をされています。今後の展開が大変楽しみです。
レッドウイング 2019年秋冬新作(#9211 #8075 #8076)
ロガーブーツ タン・ブルハイド・ラフアウト #9211 詳細
そんな、鈴木代表退任後の、初めての新作発表。
まずは、90年代にリリースされた、ラフアウト・ロガーブーツの復刻です。
トゥにスチールキャップを搭載した、9インチの高さのブーツ。ディテールはブーツ上級者向けの仕様と言えるでしょう。
ロガーといえば、通常は黒レザー(現在の#8210)の印象が非常に強いので、今作のラフアウトは90年代に作られ人気を博したもの(#8218)の復刻は、今見てもすごく新鮮。
ただのラフアウトではなく、リリース当時の一足を再現するべく、毛足の長いブルハイドを使ったラフアウトレザーを使用。
写真で見ても、新品なのに雰囲気があります。
限定数の復刻ということで、今期の目玉でしょう。
価格は46,200円(税別)で、9月発売。
SPORT BOOT スポーツブーツ (#8075 #8076)
もう一つはこちら。
履きやすいグロコードソールを搭載し、1930年代のアウトドアラインを踏襲した[#8075 #8076]。
クラシカルな見た目は可愛いくもセクシー。
グリップ力・耐久力のあるソールはスニーカーのようであり、つま先は先芯を入れていないフラットBOX仕様で、履きやすさを重視。
言い換えれば、2018年にリリースされた「SPORT OXFORD」の6インチ版と言った感じでしょうか。
特筆すべきはこちら。
[#8075]に使われる素材はBLACK”PRAIRIE” (ブラック・プレーリー)と名付けられた、新しい茶芯レザーということです。クローンダイクと比べて柔らかく(←これ重要!クローンダイクは革が硬く、履きこみには修行にも似た忍耐が必要)、また茶芯の経年変化が出やすいとのことで、この革は今後、他のシリーズにも搭載されていくのは確実かと思います。
また、[#8075]の方は茶色=シガーリタン。
どちらもスーツにも合わせやすいでしょうし、秋冬であれば、グレーのウールパンツなどとも愛称は抜群でしょう。
絶対に売れるとわかっている人気要素ばかりを入れ込んだ「アザとさ」を感じる一足ですが(笑)
長期に渡って人気が出そうなラインナップです。
価格は39,000円(税別)で、9月発売。
【まとめ】
以上、レッドウイングの新作情報でした。
ワーク、クラッシック、それぞれバランスよくリリースされておりどれも魅力的。
ロガーに関しては限定なので、気になる方は早めにお店をチェック&予約が良いでしょう。
本日もご一読、ありがとうございました。
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