こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
みんな大好き、レッドウイング。
これまではクレープソールのセッター(モックトゥ)=ワークブーツの印象の強かったレッドウイングも、昨今はポストマンやベックマンに代表される“クラッシックドレス系”ブーツの人気が続いています。
2018年の春夏にも新たなクラッシックドレスモデルとして、品番[8070] [8071]を冠する「スポーツ・オックスフォード」がリリースされるなど、ますます同カテゴリーに力を入れている様子が伺えるレッドウイング。
レッドウイングは素材や作りに対してコスパが高いので、我々ファンとしてもラインナップの選択肢が増えることは大変ありがたい限り。
そんな中、欧州レッドウイングに動きがありました。
日本ではまだ発表されていない、完全な新作「ウィリストン・コレクション(Williston collection)」をこの2018年の秋冬にデリバリーすると言うのです。
ウィリストン・コレクションとはどんなモデルなのか?
日本での今後の展開の可能性の考察も含めて、本日はその詳細に関してお伝えしていきます。
目次
欧州レッドウイング「ウィリストンコレクション」
ウィリストン・コレクション(Williston collection)とは?
この度、欧州レッドウイング発の完全な新作として登場した、レッドウイングのクラッシックドレスライン。
モデル名「ウィリストン(Williston)」は、1905年のレッドウィングの最初の投資家の一人の名に由来しています。
今作は1920~1930年代に作られていたアーカイブがモデルとなっており、6インチのブーツとオックスフォード(短靴)の2型でデリバリーされます。
ルックスは見ての通りの美しく洗練されたシルエットを備えており、仕事やパーティーなどのスーツスタイルにも抜群の相性。
やばくない?非常にエレガント。
最高級の仕上げを施したフェザーストーンレザー、耐久性にも優れたグロコードソールと、レザーミッドソールのコンビネーション。
今、レッドウイングの既存モデルの中で最もセクシーでドレスなモデルと言っても過言ではないでしょう。
オックスフォード(短靴)の方は日本で発売されている「Mil-1 Blucher Oxford(9086 9087)」に非常に似ていますが、素材やラスト(木型)が違うことで、雰囲気も全く異なるものになっています。
「220番」ラスト(木型)の採用
この新作「ウィリストン・コレクション」の大きな特徴の一つは、このモデルのために開発された新しい木型「220番」ラストが採用されている点です。
これはポストマンシューズでも採用されている、レッドウイングのクラッシックドレスの中で最も細身の「210番」ラストをベースにしつつ、そのテーパードをゆるくし装着時の快適性を高めたラストになっています。
日本人の足にはこっちのラストの方が合うかも知れません。早く試してみたい!
プレミアムな素材=フェザーストーン
そして、今作のラグジュアリーな雰囲気を決定づけているのが、アッパー素材に使われるフェザーストーンレザー。
ベックマンに採用されているレザーと言うことでご存知の方も多いでしょう。耐久性に加え、独特の光沢をもつレザーです。
このレザーこそがベックマンを人気No.1ブーツに押し上げた立役者であり、「高級靴」にありガチなシャイニーすぎる光沢でもなく、それでいてラグジュアリー感を損なわず、手入れをすることで経年変化も楽しめるという…今の時代のドレスシューズに求められる要素を兼ね備えた、レッドウイング独自の素材です。
もうこれだけで、このモデル、気になります!
それではラインナップを見ていきましょう。
ウィリストン・コレクション 2018年ラインナップ
[9435]ウィリストン・ブーツ(Teak Featherstone)
まずは今作の人気No.1になるであろう、6インチブーツタイプの“チーク”フェザーストーン。
アイレットは8ホール。平紐が付属しています。つま先にかけてのラインが美しいですね。
サイドから見ると、素材も同じせいか若干ベックマンの香りがします。
ソールは耐久性の高いグロコードです。
素材、ディテール、シェイプ含め、非常にバランスが良い一足ではないでしょうか。
販売価格は429.95ユーロ(約57,000円)。
[9430]ウィリストン・オックスフォード(Teak Featherstone)
こちらは上記ブーツタイプの短靴バージョン「オックスフォード」です。アイレット無しの6ホール。
昨年あたりから短靴の人気が非常に高くなっているので、このモデルも注目をあびることでしょう。
お仕事で使う人は、こっちの方が使いやすいかな。ソールのグリップも良いので、レザーソールの高級靴よりも街歩きの実用性はこちらの方が高いですしね。
ヒールはドッグテール仕様になっています。(犬の尻尾に見えるでしょ?)
販売価格は399.95ユーロ(約53,000円)。
[9436]ウィリストン・ブーツ(Black Featherstone)
こちらは同じフェザーストーンレザーの“ブラック”カラー。こちらもブーツとオックスフォードの2型リリースされます。
何でしょう…男らしさがすごい。
ブラックの方がミッドソールが差し色として目立ってます。それもあり、ブーツライクな印象に。
販売価格は429.95ユーロ(約57,000円)。
[9431]ウィリストン・オックスフォード(Black Featherstone)
こちらはその“ブラック”フェザーストーンのオックスフォード(短靴)。ただ、随分と印象が変わります。
知らない人が見たら、ただのビジネスシューズに見えちゃうね。
なぜなら、ミッドソールが黒に染められているから。
ヒールはドッグテール仕様。
これを選ぶ人は「ツウ」な人。
販売価格は399.95ユーロ(約53,000円)。
【まとめ】日本展開が待ち望まれる、新しいドレスシューズの定番。
この「ウィリストン・コレクション(Williston collection)」。
今回は欧州レッドウイングでの発売であり、日本展開は現時点で情報無し。
ただ、欧州レッドウイングとレッドウイングジャパンでは、それぞれのエリア向けに開発した商品を後で両エリアに展開を広げることがこれまでもありましたので、市場の反応次第では日本での展開も十分ありえるでしょう。
ラインナップの内、オックスフォードの方は現行品の「ミルワン ブルーチャー・オックスフォード(9086/9087)」とルックスが被りますが、ラストも違うし、何よりベックマンで人気を博したフェザーストーンのアッパーですから、国内でリリースされれば人気が出ないはずがありません。
レッドウイングが新たに提案する、エイジングの楽しめる最高のドレスシューズ。
色変えで購入したい方も多いことでしょうね。
ゆっくりと吉報を待つとしましょう。
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本日もご一読、ありがとうございました。
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