LEVI’S VINTAGE CLOTHING (リーバイス LVC)“1947” 501をレビュー

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

リーバイスの現行LVCラインの中でも、王道の501 “1947” を購入しました。

一言で言えば「説得力があるジーンズ」です。 購入して良かったと思います。

今日はそのレビューをお届けします。

目次

リーバイス LVC 501 “1947” レビュー

全体のシルエット

リーバイスLVC “1947” 501 リーバイスLVC “1947” 501

シルエットは王道のストレート。

多くのレプリカメーカーが目指し、参考にしてきたのがこの時代(1947年)のリーバイスですよね。

すでに70年も前のパターンになるわけですが、今でも物凄くかっこいい。トップスを選ばない、綺麗なシルエットです。

そして、ちょっと前までフラフラし、良く分からないシリーズのLVCラインでしたが、2つの武器を手にすることで、LVCの存在意義が爆上げしたと思います。

Made in USA・コーンミルズ・リーバイスという鬼コンボ

リーバイスにこれやられたら、そら欲しくなります。

リーバイスLVC “1947” 501

燦然と輝く「Made in the USA」の文字。

「Made in USA」だからと言って、なんでもクオリティが高いとかそういう訳ではないですが(made in japan もそうですけど)、数々の日本のレプリカメーカーが目指して来た時代のリーバイスは米国製であり、戦後の日本人が憧れて来た「Made in USA」を、リーバイス本家が行うことの説得力は、すごい。

リーバイスLVC “1947” 501

そして、使用しているのが”コーンデニム”。

ヴィンテージのリーバイスといえば、ノースカロライナ州に拠点を置くコーンミルズ社の生産するデニム生地=通称コーンデニムを使用していました。

このコーンデニムが当時1947年のデニムを完全再現できている訳ではないので、盲目的に「コーンデニムだから良い」とは言えません。

それに、コーンミルズ社のデニムはビッグジョンだったり、他の数多くのブランドも使っていたりするアメリカの生地屋さんなので、リーバイスの専売特許というわけでもありません。

とはいえ、「コーンミルズ」の名前をここまで有名にしたのがリーバイスである以上、再びコーンミルズを使うことで最も説得力が出るのがリーバイスでしょう。

最終的なクオリティがどうとか、ディティールの再現性がどうとかではなく・・・

リーバイス + コーンミルズ社製デニム +Made in USA の1947年モデル501。

どれだけ当時のモノづくりを研究し尽くし、クオリティ高く再現できるジーンズを作るブランドであっても、これを超える説得力は持てないでしょうから、、、悔しいでしょうね。

リーバイスLVC “1947” 501

ザラ感は少ないですが、毛羽立ちの強いデニム。織り傷ちょこちょこ入ってますが、良い生地です。色落ちは履いてみなければわかりませんが、ネットで履きこみをした先駆者達の色落ちを見る限りかなり良さそう。

リーバイス LVC 赤耳

赤耳。

革パッチとか、ステッチとか、リベットとか。

リーバイス LVC 革パッチ

レザーパッチ。僕のはレングスが32。背の高い方だと丈足りないね。

リーバイス LVC アーキュエイトステッチ

バックポケット。

リーバイス LVC コインポケット

リベットも生地の打ち抜きタイプ。

LVCではこのモデルは現行品として手に入れることが出来ますが、もしこのジーンズが全世界200本限定販売とかであれば、すごい争奪戦になるでしょうね。

十分に将来のヴィンテージ候補になるモデルだと思います。

リーバイス LVC ボタンフライ

副資材(鉄ボタンやリベット)は、LVCの501の年代モデルごとに細かく仕様が違いました。

リーバイスLVC “1947” 501 リーバイスLVC “1947” 501

フラッシャーとか、色々。

素敵なショッパー。

リーバイスLVC “1947” 501 リーバイスLVC “1947” 501

購入先はバンコクのCentral Embassyにあるリーバイスショップでしたが、ショッパーがこんなトートでした。嬉しい。

 

以上、リーバイス LVC 501 1947年モデル(LEVI’S VINTAGE CLOTHING)購入レビューでした。

ここから履き込んで色落ちさせるのが凄く楽しみです!

気になっていた方は、手にして損は無い一本だと思います。

先日LVCに関して書いた記事はこちら↓↓

Levi’s vintage clothing

2016-03-09

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。