こんにちは、インディです。
本日は、【彫金】ゴローズみたいなフェザーペンダントを自作してみよ①の続きです。
目次
シルバーフェザーペンダントを彫金で制作
フェザーを作る工程② フェザーの軸を作る。
フェザーの軸=羽の真ん中の一本線ですね。これを作っていきます。
これには銀丸線という、針金状にすでに加工されて販売されているシルバーを使っていきます。
まず、必要な長さをカット。
羽の軸はフェザーの表と裏に接合し、その軸の一部を使ってチェーンを通す穴にする。
そのぶんを計算し、若干長めにカットしてヨシ。 あとで削ればいいんだから。
ペンチやハンマーで形を整えます。
この銀丸線のボリューム(太さ)をヤスリで削って調整します。
先っぽに行くに従って、細くなるように調整するのが理想です。
しかし、これ、地味ながら面倒な作業。
力を入れて削ると、銀丸線が曲がっちゃうので。
フェザーを作る工程③ フェザーと軸を接合する。
先に切り出したフェザーと、先ほどの銀丸線で作った軸を溶接=ロウ付けします。
銀ロウと呼ばれる、融点が低い銀をバーナーで溶かし、それでくっつけるんです。
「フラックス」という、写真の白い溶剤をロウ付けしたい場所に塗ります。
溶けた銀ロウがフラックスを塗布した場所に流れ込みやすくなります。
ピンを使って、がっちり固定。
バーナーを使うので、土台、壁、色々と注意。
まず、対象物全体に火を通し温めて、、、
写真では見えないですが、1mmほどの小さい銀の塊を、ちょっとずつくっつけ、炎で溶かしていく。
焦るな。だが、手際よく、、、なるべく。。。
このフェザーの軸の接合には、軸の左側の隙間に2~3粒の銀ロウ、同じく軸の右側の隙間に2~3粒の銀ロウを落としていく感じ。
ひょっとしたら、もっと多くてもいいかもしれません。
とにかく、左右にやるのがポイント。
これを表・裏とも行い、軸を接合する。
水につけて冷却。
火を入れたため、全体が白く変色しているが、磨けば光るので気にしない。
フェザーを作る工程④ ラフに磨く。
金タワシでゴシゴシ削るだけで、こんな感じに。
もっとピカピカにしたい場合は、目の細かいサンドペーパーをリューターに巻きつけて磨く。
綺麗な仕上げを目指す場合、ここでしっかり磨きをかけておく方が良いのですが、
今回私は時間があまりなかったので、磨くのはそこそこに、次の工程に進む。
フェザーを作る工程⑤ 形を整え、フェザーの切れ込みを入れる。
ヤスリを再びかけ、全体の形状を整えます。
すでにフェザーのペンダントトップの形状になってきましたね。
今回、2箇所の切れ込みを入れたいので、ラフでペンでマーク。
こんな感じでマークした箇所を糸ノコでカットします。
さぁ、制作は終盤戦。
続きは最終回、【彫金】シシルバーフェザーペンダントの作り方③へ。
本日もご一読、ありがとうございました。
ぜひTwitterもフォローください。
コメントを残す